Reflections

時のかけらたち

編み物をしながら ・・・ while knitting

2019-11-30 23:55:35 | a day in the life
熱が下がっても、またぶり返すといけないので、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を聴いたり、
テレビの音だけ聞きながら、編物に取り組んでいました。ちょうど今日のクラスの出席ができなかったので
まだまだ宿題のところまでとてもじゃないけど行っていなかったところに集中しました。
夕方、グループラインの方から今日のところを写真でアルバムで送って下さった方がいて、お互いよくわからないと
質問しあったり、助かっています。生徒個人にばらつきがあるので、説明も聞かないまま終わってしまったりするし
生徒で協力しないとたくさんの宿題をこなせません。

TVもつまらないので音楽にしたりしていたのですが、ほとんどヒアリングで映画も流していました。

宮沢りえが主演した「紙の月」と昔懐かしいポール・ニューマンの「ハッド」











キャスティングもすごくよかったし、いろいろ考えさせられるストーリーでした。
お金の問題。お金に支配されている時代ですよね。私も少しは運用しているけどこんなにハラハラしても
結局は±0で終わりそうな投資。だいたい儲けようなんて思うのが行けないのかもしれないけれど、老後の生活が
やはり心配になり、少しでも収益がと定期預金の意味がない時代に思ったりしてしまうのです。
銀行員を取り巻く、老人たちの世界が面白かったです。
若い大学生との恋はヴィスコンティの「夏の嵐」を思い出すけれど、そんな激しいものではなく、お金も、恋も
「紙の月」であることがわかっている彼女。罪悪感もなく、この今の生活を振り切って好きなように生きて行く
主人公を宮沢りえがうまく演じていました。
男性にお金を貸してあげるという銀行員の主人公、これをもらったら何かが変わるけれどそれでもいいの?
と聞き返す大学生。夏の嵐でも不倫相手の除隊費用を渡し、彼はプライドを失って狂って行ってしまいます。





なんだかものすごく古いモノクロの映画をやっているかと思ったら、懐かしい「ハッド」でした。もうこんな古い映画
になってしまったのだ。
アメリカ英語が聞きにくくて、何を言っているのかよくわかりませんでしたが、どうも世代の断絶みたいな
ことらしかった。一つの映画からアメリカをすごく感じる映画でした。アメリカの歴史からして銃社会になるのは
わかるけれど、いい加減なくなってしまってほしいと思いました。
アメリカ映画にはよくある「エデンの東」のような家族の愛憎のテーマです。中学生の頃、ジェームス・ディーンに
ひかれて見に行ったけれど、難しい映画でした。「シェーン」の時子役だった男の子も出ていて、かわいい子だったけれど
30代でなくなっています。






昨晩遅くにやっていたアナザースカイ「前田裕二のニューヨーク」

前田裕二と言う若い起業家は、その年にしては人に対する思いやりや創造力のある人だと思っていて、
少し興味のある人物でした。こういう努力の人が若い人の支持を得ていることに嬉しく思います。


先天的な条件に恵まれて能力の高い人に負けたくなかった。後天的に頑張れば何でも出来るはず
どうせみんな死ぬ運命、自分にしか出来ないミッションをしたい。


自分の人生は自分のためではなく、誰かのために全力になる」、そして、そのある種「見返りを求めない愛情」によって
人にパワーを与える、という軸で生きていくって決めている。」と過去のインタビューで話していたという記事をみつけました。


ニューヨークの公園で弾き語りをする前田氏。yesterday

番組にずっと流れていたのはBilly Joel のPiano Man。いかにもニューヨークらしい。
でもなぜかDylan のA Hard Rain's a-Gonna Fall を連想してしまいます。

私の中にもDylanとだぶるイメージがあるピアノマン。このYouTubeを投稿した人もそう思ったのか
ディランの写真が出てきます。








このレコードには好きな曲がたくさん入っていてよく聴いた学生時代です。
シャンソンにScott Walker やジャニスやDoors の時代です。

The Freewheelin' Bob Dylan
Blowin' in the Wind
Girl From the North Country
Masters of War
Down the Highway
Bob Dylan's Blues
A Hard Rain's a-Gonna Fall
Don't Think Twice, It's All Right
Bob Dylan's Dream
Oxford Town
Talkin' World War III Blues
Corrina, Corrina
Honey, Just Allow Me One More Chance
I Shall Be Free




そういえば町にこのポスターが貼ってありました。来年日本でライブがあります。しかもライブハウススタイルで。
もう78歳だという・・ あの個性的な声、何とも言えない魅力が今でもあります。
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インフルがやって来た ・・・ coming down with the flu

2019-11-30 01:17:28 | a day in the life



I'm down

病気になればどれだけ主人が大変だったろうと改めて思い、
少し元気になって、起きて編み物を始めれば、母のことを思い出し、
家にいれば、ブルーのぬくもりを懐かしく感じています。
娘には遊び過ぎと言われたり・・・

25日に定例のコンサートで東響文化会館でチェ・ソンジンのベートーヴェンのピアノ協奏曲4番を
聞いた帰りに、なんとなく寒さを感じて、薬を飲んで寝ました。
翌日迷ったけれどお昼のヨガに行って、買い物をしてリュックにしょって帰ると重さがひどくこたえて、
帰ったらそのままお昼も食べずに夜中まで寝て熱を測ったら38度を超えていました。
その翌日熱が引かないので病院に行ったら何とインフルエンザのA型。タミフルをもらってすぐ飲みましたが、
なかなか熱が引きませんでした。
夕食はやっと食べる気がして、少し食べました。ひたすら寝続ける日々でした。

ニュースでもインフルが流行っているとちょうど流れていました。まさかの展開で予定していたものは
すべてキャンセル。いろいろな人にご迷惑をかけてしまいました。病院で薬を飲んでいる5日間は人が集まることろに
行ってはいけないとのことでした。ちょっとこたえたのは編み物の教室に行けないこと。グループラインでみんなと
励ましあってすごい量の宿題に取り組んでいました。私は全く間に合わなかったけれど行かないと次のステップが
わかりません。翌日のCross Kitchen では一緒に料理を作らなければならないので、これは残念だけど
仕方がありません。(今年作るお正月料理はここで習うローストビーフにしようと思っていたのに)

今年はせっかく興味のありそうな友人お誘いして「気になる衣展」に行く予定でしたが、当人が行けないなんて
どうしようもないですね。お天気も悪かったけれど、申し訳ないことをしてしまいました。

薬のおかげでやっと熱がさがり、外出禁止のこの時に編み物に集中しようと思いました。
編み物はやっと少し慣れてきて、左手でもちかえていた2本の毛糸をあまりにも効率が悪いので、配色糸は右手に持って
アメリカ式とフランス式の混合でするととてもやりやすいことがわかり、スムーズに進むようになりました。
それでも少しほどいたりすると目を拾う時に糸が割れて拾いにくく時間がかかってしみます。
一周するのが大変です。
編み物と言う航海に出ている感じがします。無事目的地に着けるといいけれど。
細かい模様編みは視力が衰えて、ヘバーデン結節でこわばっている指には困難なことではあるけれど
固まっている関節が少し動きやすくなってきているようで、年を取ってからの編み物は体によさそうです。

明日の教室は病欠になってしまいますが、翌週とその翌週にもあるので、それまでには宿題の所まで
やれたらいいなと思っています。段数を見たら今の私には天文学的な数字でした。
やっと模様が出るのを楽しみながら編むことができるようになりました。

今日はやっと晴れました。







私がダウンしていた間、ベランダの植物もしょんぼり。慌てて水やりをしました。



皆様も人込みには気を付けてくださいね。今年は流行が早いそうで、不意打ちと言った感じです。
去年は予防注射していたのにね。今年はちょっと気が緩んでしまいました。
コメント (4)
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