Reflections

時のかけらたち

フェアアイルとベルカントの日 ・・・ lesson day of fair isle and bel canto

2020-02-10 23:10:46 | a day in the life
2月8日




この日のレッスンのために1週間ほとんど編んでいたけれど、1歩前進2歩後退しながら、結局自己判断したところは
間違っていたので、また編み直し・・ 時間がないので、グループラインの仲間に質問をしたのだけれど
回答を待たずに進めたのが失敗。見えない部分の奥見ごろの所だけれど、自分の記憶と本に載っていた編図のどちらに従うかで
ネットで同じエクストラステッチについて画像を見て、身頃の地色、配色糸がリバースしても同じ色を縦に通していたもの
があったので、はさみを入れる時にわかりやすいかと思い、そのまま先を急いでしまいました。
その少し前のエクストラステッチの色替えも6目ずれたので、裏だしいいかと思ってどんどん回って編んでしまいましたが
やはり気持ちがいいものではありません。結局全部ほどいたので、リカバリーするのに3日かかりました。ほとんど
一日昼間は編むことになりました。先生の1作目からごまかすようなことはしないで、ちゃんとやろうとの言葉が
残っています。佐藤ちひろ先生に習っているので、自分の判断ではなく、先生のやり方をまず覚えることが大切です。
音楽でも同じようなことが言えて、今日も先生からマリア・カラスとか歌っているのは変えているところがあるから
楽譜通りに歌いましょうと言われました。楽譜がすべてです。九段フェスティバルに向けて、時間がないのに3曲仕上げて
行くのは大変。





クラスの方では縁のかがり方や、糸の始末と言う最終段階に来ています。
私の方はまだ肩はぎのところまで来ていないので、次回の最終レッスンまでに終わりません。今後のことについては
次回先生と相談です。





エクストラステッチのかがり方もいろいろあります。








明日館の庭も春らしくなってきています。



















手織りのマフラーを館内で落としてしまったらしく、駅近くまで帰ったのに、また戻って
事務所で確認して、手元に戻りました。特に自分で作ったものは失くしたくないですよね。

その時に館長さんとお話をしたのですが、また違うフェアアイルセーターを着ていて、先生のを買ったのかと
思っていたら、全部自分で編むとのことで驚きました。しかも自分でデザインして、10年間に50着編んだそうです。
男の方ですよ!





帰りに目白駅近くの志むらで和菓子を買って、念願のお抹茶を食後に頂きました。
いつもお正月にお抹茶をいただく時に娘と月に一度くらい練りきりの和菓子とお抹茶をいただきたいと話して
いますが、なかなか実行できていません。








お抹茶は祇園辻利の「清音」。軽くさわやかな味です。


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歌曲を聴きながら編み物をしていると・・ knit while listening to music

2020-02-10 00:38:53 | old familiar faces
先週は家で編み物をしてほとんど過ごしていました。編み直すと目を落としたり、次々と問題が起き、
そのたびに乗り越えて進みます。(大げさな言い方ですが、50年ぶりの編み物がこんなに大変なものに挑戦して
しまったという感じです。)すいすい進むときは楽しいのですが、模様がおかしいかと思った時など大変です。

ベルカントの方も家で練習しなくてはいけないのですが、取りあえず、歌う曲を流して聴いて、一緒に歌ったり
しています。YouTubeで他の曲もいっぱい聞きました。

その中でドヴォルザークの「我が母の教え給いし歌」が流れたときは、不意打ちされた感じで涙があふれ出て
しまいました。その時は、母意外に家に同居していたことがある父方の祖母、晶子さんのことも珍しく思い出しました。
縷々の奥さんです。思い出してくれてありがとうと言って喜んでいるように感じました。




同じくドヴォルザークのオペラ「ルサルカ」から月に寄せる歌



この曲は主人の葬儀の時、BGMで流してもらいました。葬儀まで1週間近く空いていたので、花葬儀の
会社の人が好きな曲をCDに作って流してくれるというので、主人が好きだったショパンや
私の趣味でバッハやこのルサルカを入れてもらいました。
神道の葬儀はなにか清らかな空気がありました。
もうすぐ、結婚記念日と命日がやってきます。この寒い季節だったのね。

ドヴォルザークは中学生の頃、初めて誕生日に叔父から買ってもらったクラシックレコードが
カラヤンの「新世界より」で、初めてバイトして行ったコンサートがロストロポーヴィッチのチェロ協奏曲。
ドヴォルザークには何か縁がありました。他の交響曲にもいいのがありました。


月に寄せる歌の訳をみつけたので、リンクを貼りました。

ルサルカの歌詞

この歌だけ聞くと感覚的に愛する人に天上からみつけてほしいという感じがしていましたが、
このオペラのストーリーもちょっと壮絶な感じだったのですね。

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