Reflections

時のかけらたち

魯山人展のお誘い ・・・ invitation to a exhibition of Kitaoji Rosanjin

2020-02-19 23:59:22 | art


ミナ・ペルホネン展の後は魯山人展という贅沢な一日でした。
図書館に寄った時に見た朝日新聞に魯山人のことが出ていて、昨年の夏に京都可必館で見た常設の展示を
思い出して、またきものと器が素敵なトロミミさんのインスタグラムで魯山人写しの器を見て、
見に行きたくなっていました。魯山人の使ってこそ、料理や花や器が映える、総合的な用の美のアートが
いいな~と思っていました。

何必館コレクション
北大路魯山人展 -和の美を問う-


  

ちょうど魯山人展の券をあるばとろすさんがお持ちで、Aさんとお誘い受け、即Ok。でもミナ・ペルホネン展も
もうすぐ終わるのでスケジュールをどうしようかと思っていたところ、先にそちらを見てから回ってはとのことで、
ミナ・ペルホネンはアルさんと初めてお会いする香子さんとご一緒で、その後の魯山人はAさんとご一緒しました。
香子さんは魯山人展は後日いらっしゃるとのことでした。
クリエーターのシャワーを一気に浴びた一日でした。

梶川さんの言葉が私が感じていたことを表していたので、メモを取りました。

道具でありながら、道具を越える美しさ
四季折々に花を生け、茶に遊ぶ
食を楽しむ。使う側としては
そこにおもしろさが生まれる。

本来、「美」と言うものは ただ観念としてではなく
生活の中に具体化されてこそ意味がある。
道具を使う、つまり「用」とは大きな創造の場なのである。

            梶川芳友(可必館・京都現代美術館長)



出口近くで素敵なつづれ織りをパッチワークにしたようなコートを着たご婦人が近くにいて、あるばとろすさんが
すてきなコートと声をかけられたら、とても喜んでいらっしゃいました。その方はニューヨークでも知らない人が
ほめてくれたということで、日本では珍しいと話していました。元気が出るコートです。アドヴァンスト・スタイルを
思い出させるおしゃれなはつらつとしたご老人です。九州の物産展で気に入って買われたということでした。

その後は久しぶりにお会いする織物のA子さんと3人でお茶をして帰りました。
お話をしていても羊の顔が浮かびそうな原毛から糸を紡ぎ、織るという作業をされるすごい方です。
やっぱり手紡ぎはまた全然違うのでしょうね。フェアアイルの話をしたら「ラッシー」と言う映画に
すてきなフェアアイルがたくさん出てくるということでした。ラッシーは原作ではイギリスの
話と言うことでした。




Feb.12 2020 Nihonbashi
コメント (2)
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