今年はまだ、梅を見に行っていないのですが、早春にはずせないのがこの小さな花たちです。
この自然教育園でほんの少しだけ冬の中から生まれてくる冬と秋の混ざった季節に咲く
春の妖精たちを見ると、なぜか嬉しくなります。
スプリング・エフェメラルは「春の妖精」とも呼ばれる「山野草」で落葉樹林に葉が茂るまでの春先の
短い間に花を咲かせ夏には姿を消してしまいます。学術的には「春植物」と言う名前です。
Spring ephemeralは直訳すると「春の儚さ」と言う意味だそうです。ephemeralなんてなかなか使わない言葉です。
この儚い花を知ったのはこの自然教育園で、毎年、とても楽しみにしています。セツブンソウ、ユキワリイチゲ(アズマイチゲ、
キクザキイチゲ)、フクジュソウ、イチリンソウ、ニリンソウ、カタクリ、アマナなどの花たちがそのグループにいます。
どの花も大好きです。これらの中でもセツブンソウ、フクジュソウ、ユキワリイチゲは名前の通り、雪解けとともに
咲き始めます。
春の日差しの中のセツブンソウとユキワリイチゲです。
Feb.11 2020 Institute for Nature Study