Reflections

時のかけらたち

上野毛のきくかわと等々力渓谷へ  ・・・ birthday lunch at Kikukawa and walking in Todoroki valley

2020-11-21 23:57:45 | a day in the life

10月25日

遅ればせの誕生祝を上野毛の「きくかわ」で娘にしてもらいました。何時も誕生日はこうやって祝ってくれてありがとう。最近もっと嬉しいことがありました。珍しく私の料理を教えてほしいと手伝ってきたことがありました。めったに作らない料理でしたが覚えているのですね。何か伝わって行ってくれることはうれしいことです。

このお店は世田谷に住んでいた義理の兄のお気に入りの店で、去年、義理の姉とスイスから一時帰国していた姪といっしょに食事をしたところです。娘はその時に来れなかったので、今回一緒に行くことにしました。

上野毛から歩くとこんなにのどかなところが残っている世田谷です。

 

 

 

 

 

鰻の白焼きのたたき

 

 

 

ご馳走さまでした。鰻はなかなか食べられないものになってきてしまいました。

子どもの頃、勤め先が神田だった父は仕事で毎晩帰りが遅く、部下を仕事の後、飲みにつれて行ったりして、おみやげに「いづもや」の鰻を持って帰ってきたこともたまにあり、「いづもや」の鰻は好きでした。母はいつも機嫌が悪かったけれど、私はおみやげがあると無邪気に喜んでいました。父たちの時代は残業当たり前の時代で、家族そろって夕食をいただくことなんてほとんどありませんでした。

 

 

 

食後はせっかくここまで来たので、歩いて等々力に出て、等々力渓谷を歩いてから帰りました。

等々力渓谷は小学生の頃、クラスの友人と来たことがありました。都心にこんな場所が隠れているなんて驚きでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本庭園もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

等々力駅からの眺め

 

 

家からの夕富士

 

カメラを持って行かなかったので、スマホの写真であまり良く撮れませんでした。

 

                     

今日、録画していたプロフェッショナルを久しぶりに見ました。

[プロフェッショナル] 北の大地に生きる羊飼い!酒井伸吾

北の大地に生きる羊飼い・酒井伸吾(49)。育てた羊のラム肉は洞爺湖サミットのメインディッシュを飾り、三つ星など名シェフたちからも絶賛される。羊毛も高品質ウールとして人気だ。極上の羊を生み出す酒井の口癖は、「羊と相談」「羊に聴く」「羊が教えてくれる」。遊牧民のような自給自足の暮らしを夢みて、まっさらな大地に自らの手で牧場を作り上げ、20年。北海道の美しい四季の中で、命と向き合う10か月の記録。

酒井さんのことは手紬ぎから織りをするAさんから教えてもらっていて再放送を録画していました。畜産大学を出た彼はモンゴルで遊牧民と暮らして、こういう暮らしが自分が求めているものと実感して、その夢を追いかけた人です。

最初は糸から羊に魅かれて行ったそうです。編み物も糸紡ぎも自分でしていました。羊がいれば衣食住ぜんぶカバーすることができて素晴らしい存在と。見る前はよく育てたものを殺して食べることができると信じられないような感じでしたが、彼が本当に羊を大切に向き合っていることが良くわかり、その命を輝かせ死んで生かすことができる。命ってそういうものなのかしら・・ 羊さんはその存在すべてで人間を支えてくれているのだと思いました。

食事をする時は命をいただいていることを改めて認識しました。また酒井さんの若い時の思いを大切にするという言葉もいいですね。まだ世の中をよく知らない若い時でも、その時に思ったことには何かあると・・ 自分の原点?

私が珍しくファルマから送ってもらった清野詳子ホームスパン展の案内を思い出し行こうと思ったら、今日が最終日で残念でした。なんとAさんの先生だったのに。

コメント (4)
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