10月15日
朝の空
今日の調布花巡りは二つ心配がありました。お天気と先生のおかげんです。
8-9月の花巡りは炎天下でいらしてから気分が悪くなって、メンバーの方が家までお送りしたとお聞きしました。私も用事があったり、猛暑の中歩く自信がなく3回抜けていていましたが、先生はご一緒できなかったとのことでした。今回もいらっしゃるかしらと思いながら出かけて行きました。
今回暑さも去ったせいか先生の体調が少し良く、参加されてお会いできてうれしかったです。最初のお話の時、前回のことを皆さんにお詫びして、年齢により、かなり具合が悪いことを話されていました。
「始まりがあれば終わりがある。生まれれば死ぬ。両方とも悪いことじゃない。」と93歳の先生の言葉です。植物のことから昭和史までいつもいろいろなことを教えてくださいます。それにユーモアのセンスが抜群。質問をするとボロボロになった牧野植物図鑑で確認してくださいます。牧野富太郎の植物画の図鑑はひとつの花もたくさんの花から共通点を取り出して描かれているということです。「人間だっていろいろな人がいるでしょう・・植物も同じです。」といつも話されています。
この日は京王多摩川駅に集合して、多摩川沿いを前回とは反対の方向に歩いて行きました。川沿いにはたくさんの種類の草花が咲いていました。いつかどこかで見たような花です。そういえば私の卒論はWhitmanのLeaves of Grassでした。
駅から河原に出るまでもいろいろな植物ああります。
イヌホオズキ
イヌビユ
白衣(びゃくい)音像
アレチウリ
カゼクサ
オオイヌダテ
アレチハナガサ
オオブタクサ
コセンダングサ
シロバナオオイヌダテ
カヤツリグサ
いつものお遊びです。
ミゾソバ
セイタカアワダチソウ
クコ
シロザ
ただ緑に見える河原もなんと豊かな世界なのでしょう。数十メートルの中に何種類の植物があるのかと驚きます。外来種も多く、植物の強い生命力を感じます。
Oct. 15 2020 Chofu