Reflections

時のかけらたち

いろいろなかけらが舞う ・・・ reflections of memories

2020-11-25 23:59:00 | thoughts

ブログを見て、いろいろなことを思い出してくださるのは嬉しいことです。最近載せたきくかわにはメールをいただいた方が何人かいらっしゃいました。人生にはいろいろなシーンがあって、それぞれ、その時の印象が強く残っています。

そんなかけらがふと舞い降りてくる。自分のために書いているブログが誰かの心に思い起こすことがあれば、嬉しく思います。

 

今日は数日前に録画していたジョン・レノンを見ていて昔軽く聞いていたLoveがなんといい詩なんだろうと驚き、涙が出てきました。若いころ聴いた時は美しいメロディで軽く流していましたが、この時代に心に響く歌です。ジョンは俳句が好きでシンプルなものに魅かれて、日本の禅画も好きだったとか。

Love is real, real is love
Love is feeling, feeling love
Love is wanting to be loved

Love is touch, touch is love
Love is reaching, reaching love
Love is asking to be loved

Love is you
You and me
Love is knowing
We can be

Love is free, free is love
Love is living, living love
Love is needing to be loved 

この番組ではジョンの生い立ちからヨーコとの生活まで丁寧に描いていました。Imagineがヨーコの詩からヒントを得たものであったのにジョンの作としたことを何年も経ってからジョンは恥じたそうです。ヨーコさんのインタヴューは今思えば当たり前のことを素直に話しているだけでした。このまっすぐな平和への思いをアメリカ政府は抹殺しようとしたのだからすごいよね。出かける前に少しだけ見たのでちゃんと見ていないのだけど、今香港でJohn Lennon のコーナーがあちこちにできていて皆がメッセージを貼り付けている風景が出ていました。 knowing, living, free なんと基本的なことでしょう。

 

『イマジンは生きている ジョンとヨーコからのメッセージ』

2020年は、ジョン・レノンのメモリアルイヤーである。生誕80年、没後40年、この記念すべき年に、改めてジョンとヨーコがこの世界に残したメッセージに耳を傾ける。

出演者ほか 【語り】井口理

詳細
現在東京で、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの愛の軌跡を語る品々を展示する「ダブル・ファンタジー展」が開催されている。ジョンの遺品の数々と膨大な映像から、二人の激動の人生をたどる。ヨーコとの出会い、「イマジン」誕生秘話、国外退去を命じるアメリカ政府との闘い、子育てと家事に専念した主夫時代、復帰まもなく凶弾に倒れた最後の日、知られざる物語満載の90分である。ナレーションは、King Gnuの井口理さん!

 

 

●DOUBLE FANTASY - John & Yoko とは
ジョンの故郷リバプールで開催され、異例の70万人を動員したジョンとヨーコの大規模な展覧会『DOUBLE FANTASY - John & Yoko』が遂に東京に!
二人の公私に渡る「愛と平和」のストーリーを画期的なキュレーションで再現。今、一番心に響く展覧会。

世界で最もクリエイティヴなカップル、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの言葉・メッセージ、作品だけで満たされる世界初の展覧会。ヨーコ自身のプライベート・コレクションからの貴重な品々を含めた100点以上が展示され、互いへの深く強い愛を、アート、音楽、映像作品を通して表現。あたかも二人の人生を共に歩んでいるかのような親密さにも溢れています。二人がその愛を通して訴えた平和や人権への本質的・普遍的メッセージは今なお、また今だからこそ人々の心に響きます。

【『DOUBLE FANTASY - John & Yoko』東京展】


こんなに素敵な展覧会を六本木でやっているなんて知らなかった! 

続けてローリング・ストーンズの3年くらい前のキューバでのコンサートも録画してあったので、少しだけ見たら、ミックが若い時と変わらないスタイルと声と動きで驚きました。もちろんギターや、ドラムスも。

 家の近くの公園

 

 

今日は天気も悪そうだから人出も少ないと思い、国立博物館の桃山時代の展覧会の予約を一昨日して、出かけて行きました。

 上野公園

 

 

「桃山 天下人の100年」では 織部から大名茶人に渡り、現在まで伝わっている天目茶碗の星が光るような茶碗の中をどれだけの人が見て来たのか気が遠くなるような気がしました。利休が愛用していたものも数点出ていました。

狩野派の絵画も生き生きとして、時にモダンアートのようなものもありました。古いものでなく、生きているのもであることを感じました。モダンなものも多かったです。

信長、秀吉、家康のそれぞれの書があったのもおもしろかったです。信長の書はやはり個性的で素敵でしたが、みんなそんなに上手じゃないところがいいです。

お茶の関係のものが結構あったのが嬉しかったです。特に朝鮮の茶碗は素晴らしかったです。刀と鎧とお茶碗と。それが戦国の世なのです。たまたま湖東三山に行って、信長などがいたあの時代を遥か彼方に想像できるような気がしました。NHKの「麒麟が来る」もコロナで中断していましたが、星岡の井関さんが茶道とお花の関係で指導されていたので、また見るようになりました。あの時代の天皇と将軍と戦国大名たちの関係も面白いけど、足利昭義に興味があります。滝藤賢一もさすが無名塾出身でちょっと仲代っぽいですね。そんな時代の文化がまとまっていて興味深い展覧会です。桃山と言う響きに絢爛豪華と言う感じがして、あまり興味がなかったのですが、俵屋宗達の見たかった絵が前期に公開されていたのを知り、がっかり。戦乱でも文化が花開いていた時代なのでした。狩野派の絵もまとまって展示され、それぞれの違いが分かり面白かったです。

素晴らしいお茶碗がたくさん出ていましたが、特に志野茶碗 銘 卯花墻 (うのはながき)が輝いていました。 お抹茶茶椀でなんと国宝になっていました。ほかにもいいお茶碗がたくさんありました。お茶を習っていた若い頃、先生がいろいろな種類のお茶碗を持っていらしたことを思い出しました。

 

「桃山 天下人の100年」見どころ

「桃山 天下人の100年」レポート

 

 

コメント (4)
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