朝私の手を見たら、へバーテン結節の指がさらに変形していて、すごいカーブになっている手の指です。
そういう手の指を見ながら、私の体の消費期限の限界が近づいているように思い、悲しくなりました。
指先の関節の変形は体の変化の一つの兆候にすぎません。
今朝は久しぶりに母の着物を洗い張りしてできるだけ私のサイズに近づけて作りなおしてもらったものを
着て出かけることができました。
星岡の日本料理講習会、おせち料理の2回目と鯖の棒寿司の作り方をおしえていただくので、ぜひ覚えたいと
思って出かけました。前月のおせち料理の1回目はもうおせちは何回も教わっているのでパスして、
今月念願のミニ茶事教室にも火曜日に行ってきました。 今日の日本料理では今年はおせちもあまり作る気が
しなくて現実的な感じがしていなかったのですが、作り方をおさらいしていると、素朴な料理ですが、また作る気が
湧いてきました。未来に向かう気持ちを楽しくさせてくれるお料理って何か生きるパワーにも影響しているみたいです。
何もする気がしなかった私に母の着物と料理に希望が湧いてきました。
昨日はボビンレースの教室があって、気がついたら一日が終わっていました。
この頃夜寝るのが3時ころになってしまい、ちょっと疲れた感あり。月初は娘の仕事が忙しいので
帰りが遅くなり、夕食も遅くなり時間がかなり遅くずれてしまいます。昨日は疲れて帰って椅子に座っていたら
そのまま寝てしまっていました。
宿題のスパイダーも6パターンくらいやってやっと糸の流れがわかりました。
昨日のレッスンでは次のパターンに入り、ちょっと新しいことすると、今までわかっていたことまでわからなくなるような混乱。
難しいからこそやりがいもあるのだけれど・・・
一昨日は久しぶりにまとまった時間が取れたので、ボビンの宿題を録画したコンサートを聴きながら、織っていました。
プレミアムシアター*のファビオ・ルイージのブルックナー7番とフランスの古城からのベートーヴェンの最後のピアノソナタ
を何回も聴きました。ブルックナーはつい最近のチューリッヒでのさよならコンサートでしたが、終わったときの拍手に
熱がなかったように感じました。日本でのブルックナー4番の熱狂的な拍手との違いが大きくて。2012年から音楽総監督を務めていた
チューリッヒ歌劇場のフェアウェルコンサートなのに。あの熱狂的に迎えられたドレスデンでも最後は何か問題があったようでしたね。
ブルックナーの4番より7番の方が若いころよく聴いていたので聴きやすいのですが、初めて聴いたカラヤンと比べると、洗練されていて
さらっとしているような感じでした。
カラヤンのブルックナー7番は1973年のカラヤン・ベルリンフィルでのコンサートがNHKFMですべて生放送され、聴きました。
コンサートは運よくチケットが手に入り、ベートーヴェンの田園と運命を生で聴くことができました。
1973年の来日コンサートのプログラムもみつけたので、興味深く見ました。毎晩のように聴いたことを覚えています。ワーグナーも。
7番はレコードも買ったのでよく聴いた若いころ…あれ以来ほとんど聴いていなかったので、ファビオ・ルイージに思い出さされました。
今日は帰ってから急にSheという曲が聞きたくなって、録画してあった映画「ノッティングヒルの恋人」を見ました。何か軽いものが
いいと思い・・ この曲はなんとシャルル・アズナブールが作曲していた曲だったことを知りました。
She / 忘れじの面影 [日本語訳付き] エルビス・コステロ
コメディーなのになぜか最後にこの曲がかかったときに涙が出そうになりました。人生で何を大切にして生きていくか・・
*
プレミアムシアター 11月28日(日) 午後11時20分~午前3時52分
◇ファビオ・ルイージ指揮 フィルハーモニア・チューリヒ演奏会 (午前0時51分30秒~2時05分00秒)
<曲目> 交響曲第7番ホ長調 ブルックナー 作曲 <出演> 管弦楽:フィルハーモニア・チューリヒ 指揮:ファビオ・ルイージ
収録:2021年6月19日 チューリヒ歌劇場(スイス)
◇ダニエル・バレンボイム指揮 ウェスト・イースタン・ディヴァン管弦楽団演奏会 (午前2時05分30秒~2時47分00秒)
<曲目> 三重協奏曲 ハ長調 作品56 ベートーベン作曲
<出演> バイオリン:アンネ・ゾフィ・ムター チェロ:ヨーヨー・マ ピアノ・指揮:ダニエル・バレンボイム 管弦楽:ウェスト・イースタン・ディヴァン管弦楽団
収録:2019年10月22・23日 フィルハーモニー(ベルリン)
◇ アレクサンドル・タロー ベートーベン 最後の三つのソナタ (午前2時47分00秒~3時52分00秒)
<曲目> ピアノ・ソナタ第30番ホ長調作品109 ピアノ・ソナタ第31番変イ長調作品110 ピアノ・ソナタ第32番ハ短調作品111
<出演> ピアノ:アレクサンドル・タロー 収録:2018年7月10~13日 ルイユ・スランクール城(フランス)
何だか、今の時代を感じてしまいました。きっとシルバーパスのお客さんばかり・・