Reflections

時のかけらたち

フェアアイルからボビンレースへ ・・・ from Fair isle knitting to bobbin lace

2021-12-21 23:56:49 | my favorite

自由学園明日館で習っていたフェアアイルニッティング。2019年の10月末から半年コースに参加したものの、コロナで最後の1回の
教室が1年以上後に再開。そこで遅れていた私は今後の方針を決めて、先生のサロンに通って仕上げることにしました。
何回か通ってやっとスティークをかがるところまできて、あとは自分で家でやることにしたのですが、夏が来て中断。
ボビンレースと縁があり、九段の生涯学習館で始めたこともあり、これからは編み物にさく時間がないので、早く
仕上げようとかがりまでは済ませていました。最後の糸の始末をしようとし始めたら、なんと最初の頃はおみくじ結びがわからず
はた結びをしてほどけないようにしていました。2段ごとくらいに色替えする糸を結んでいますが、これを全部ほどいて
結びなおし、針で編み目に巻き付けて終了。そのあと自分の大きさになるように洗濯をした後軽く縮絨させて、自分のサイズの
型紙を挟んで成形して乾かします。

 

まだつないだ糸の結び直しや、最後の縮絨がすんでいませんが、着てみたら着ることができて
良かったです。ネットでは本を見てその通りに作ったけれど頭が入らなかったとか苦情が出ていました。
頭が入らないと大変と思い最後のゴム編みを緩く作ったのが幸いしたようです。毛糸が二重に入っているので
とても暖かいです。なんと裏糸の始末をして、仕上げないと・・・最初は模様も浮き立たずひどい出来ですが
苦労した大切な作品です。

フェアアイルの教室は後期だけの開催で、しかもコロナでまる2年間が空き、教室が再開されても、新規の申込者が優先という
ことで教室を続けることができませんでした。一応入門だけで終わった感じです。

今度は偶然ベルカントを習っている九段の生涯学習館での体験募集のポスターを見て、若いころ東京国立近代美術館工芸館*で見たベルギー
レースを試してみることにしました。とてもできないかと思っていましたが、ハズキルーぺもあり、先生の叱咤激励で2か月やり続ける
ことができました。不器用な私ですが、何か手で作ることをやりたくなってしまうのです。

*竹橋にあった国立近代美術館工芸館、素敵な建物だったのに金沢に移築されたことを知り、びっくりしました。残念。

 

 *

 

こちらはスパイダーの練習作品。ボビン26本を使ってピンで止めながら織っていきます。

 

 *

今日出来上がり、これからはこんがらがって中断した、ひし形の練習です。

 

 

 

今日の夕日も美しかったです。

 

主人の好きだったミーシャの歌をたまたまTVでやっていたのを流しながら・・

 

Dec. 21  2021

 

*ボビンレースの作品は著作権の問題のためアンティーク・レースなどに差し替えました。

 

コメント (2)
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