5月13日
今東京で企画されている展覧会で見たいと思っていたのが、「上野リチ展」と「メトロポリタン美術館展」でした。
上野リチ展は15日が最終なので、やっと行くことができました。雨の朝は美術館に限ります。なかなか入るのも大変そうでしたが、
チケットを買うのも入るのも並ばないで入ることができました。中は結構混んでいましたが、90%以上女性でした。
まるたけさんのブログで見て、ずっと行って見たいと思っていました。リチは私にとって未知の人でした。
1893-1967
ウィーン生まれのユダヤ系オーストリア人。ウィーン工房でデザイナーとして働く。
ウィーン工科大学を卒業してヨーゼフ・ホフマン建築事務所で働いていた上野伊三郎と結婚。
ウィーンと京都を拠点として芸術活動を展開。満州やサンフランシスコにも滞在。
京都で教育者としても活躍して多くの後継者を育てました。
ブルーノ・タウトや村野藤吾と一緒に仕事をしたリチ、上野伊三郎の作った漆やタウトのかごなどの作品を見れたのも
面白かった。
とにかく見るものすべてがワンダー。彼女独特の色遣いはウィーンの香りや大正ロマンの時代を思い起こさせた。
繊細で時にダイナミックに植物が命を得て図案化されていた、彼女のエネルギッシュな活動に驚く回顧展でした。
テキスタイルやマッチやたばこケース、七宝デザインなど多岐に亘った創作。






たくさんの刺激をもらい、そして花柄のワンピースが着たくなってしまう、心がウキウキしてくる
展覧会でした。
展覧会公式サイト
作品は下記の記事に許可を取った写真がたくさんありました。
上野リチ:ウィーンから来たデザイン・ファンタジー
とても素敵な展覧会残りあと2日なので緊急アップしました。多くの人に見てもらいたいから・・
刺繍やリトグラフやレースや染めなど多くの工芸や芸術にかかわっている人にたくさんの刺激を与えてくれると思います。
May 13 2022 Tokyo(Marunouchi)