Reflections

時のかけらたち

日影沢で花散歩 ・・・ walking for flowers in Hikage

2022-05-18 23:59:39 | nature

久しぶりに気持ちのいい晴れ日。昨日は少しずつ進めていたボビンレースにまとまった時間が取れたので
朝から夜までやっていて、動かないで近くを老眼鏡にハズキルーペでずっと見ていたらクラクラしてきました。
それで、やりながらいろいろ考えてしまいました。

今年は骨折や思わぬ心臓病で高尾の春を楽しむことができませんでした。それで退院したら一番行きたかった
高尾に今日やっと行くことができました。大好きな裏高尾、日影でそれほど傾斜がきつくないところを歩きました。
それでも萩原作業道まで来ると結構途中息が切れました。手術をしなかったらもう来ることができなかったと思います。
足慣らしと高尾山ならしです。

日影に入るとすぐ変わった鳥の鳴き声がいろいろしました。水の流れの音と鳥のさえずりを聴きながら歩くのは
本当に気持ちがいいです。遠い空や緑を見ると生き返る感じがします。

残念なことに花は今、一番ない時でしたが、サツキヒナノウスツボが咲いているというニュースでそれと
タチガシワ、オウギカズラの様子を見てと思い日影林道を上って行きました。

久しぶりの日影だったので、バスの時間を帰りの時間と勘違いして、朝ちょっとしたロスタイム。1時間に1本のバスは
毎時12分高尾発なのに、帰りの43分が頭に残っていました。その代わり帰りは早いバスをキャッチできましたが、
京王線の人身事故で帰りが1時間遅れてしまいました。

日影キャンプ場近くのサツキヒナノウスツボはもう終わってしまったのか見つけることはできませんでした。
途中オウギカズラの所で高尾山6号路から奥高尾を通って降りてきたスリムな年配の女性に出会って、お花のことを
聞いたら萩原作業道に入るところとそれまでにも途中にサツキヒナノウスツボが咲いていることを教えていただき
ました。右か左かを聞くのを忘れてしまったので注意して見ていたのですが見つけることができずに作業道まで
来てしまいました。そこにたまたま花の写真を撮っている人がいてサツキヒナノウスツボのことを聞いたらもっと下に
あると教えていただきました。

老夫婦がキノコの写真を撮っているところに出会って、名前をお聞きしたらマメザヤダケという不思議なキノコ
でした。

 

バスが10:43と勘違いして、10時半ころついて、バス停に誰もいなくて焦った。
11:12発だったので駅のパン屋さんで休憩。スィート・ポテトが入っているマウント・タカオという
ペストリーを買って座って時間をつぶしました。バスでは10分少しですが、結構遠いので
歩く気はしませんでした。

バス停の前のベンチから青空と緑が見えて気持ちがよかったです。

 

日影で降りて川沿いを上っていきます。

 

ここはシャガロードになっていました。

 

去年、キャンプ場に行く前にもサツキヒナノウスツボがあり、花を見たのですが、
今年はもう終わったのか見つけることができませんでした。

あまり聞いたことのない鳥の鳴き声がして、水の音を聞きながら林の中を歩くと
生き返ります。緑を見るのも目にはとてもいいようです。

去年見たタチガシワはキャンプ場を過ぎてから川に降りて行く途中にあったことを
思い出して、何回か川の方に降りて行きました。前回と同じように3回目に
降りたところにありました。

 

これからこげ茶になって行くのでしょうね。私のお気に入りの花です。

 

ノリウツギの仲間なのかなと思ったらガクウツギのようです。

 

オウギカズラの群生地に着ました。

 

 

 

ここで出会った女性は高尾山を6号路で登って、一丁平を経てこちらに降りてきたようです。
サツキヒナノウスツボがこの先に咲いていることを聞いたので希望を持って向かいました。

 

結構上りがきつくなってきました。

萩原作業道まで行けば確実に咲いていると信じて。

 

萩原作業道が見えてきました。そこに行くまでにもサツキヒナノウスツボが咲いていると聞いていたの
ですが、左右見てきたつもりですが見つけられませんでした。

作業道の近くで、花を撮っていた人がいたので、サツキヒナノウスツボのことをお聞きしたら
もっと下に咲いていると教えてもらいました。 作業道の入り口にも咲いているように下で出会った女性に
聞いたので一緒に探してみましたが、見つかりませんでした。

ここから折り返して、もう一つの方を探してみることにしました。

 

ウワバミソウ

 

ありました。こんなに石に囲まれて枝もあり、わかりやすくなっていたのにみつけられなかったの?
と言われてしまいました。

 

一眼レフでもたくさん撮ったのであとでアップします。

 

 

再びオウギカズラの群生地を通ります。

 

 

スミレも発見。最後のスミレはニョイスミレ(ツボスミレ)

 

 

 

ミヤマキケマン

 

 

小さなキノコの写真を撮っている老夫婦がいました。
マメザヤダケという名前だと教えてもらいました。他のキノコの写真も
見せてもらいました。ご主人が詳しいらしくて、去年だったか
アケボノシュスランを見に来た時に、自称キノコ博士という人に
出会っていろいろ教えてもらったことを思い出しました。

 

 

マルバウツギ

 

キャンプ場に戻ってきて、朝慌てて作ったサンドイッチでランチ。
カンパーニュに鯖の水煮を甘辛く味をつけてサバ・サンド。チーズとゆで卵もはさんで。

 

 

ここで最初のアサギマダラを見ました。クロアゲハは結構飛んでいました。
珍しいトンボも何種類かいました。途中大きな網を持っている人も見かけました。

 

行きにもマルバウツギを見ていました。

 

 

ランチは2時少し前になってしまいましたが、バスが2:13にあったので、急いでバス停まで行きました。
バス停までキャンプ場から急げば10分くらいで行けます。

慌ててバスの乗ったのですが、そのあと京王線の人身事故に巻き込まれて、帰りは遅くなってしまいました。
こんなことなら駒木野庭園によればよかったとがっかり。

それでもとてもリフレッシュができた一日でした。
山歩きもまたできるかチェックに行った花散歩でした。

 

部屋から大きな満月が見れました。満月は2日前でフラワー・ムーンという名前でした。

 

May 18  2022  Ura-Takao

 

 

コメント (2)
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