Reflections

時のかけらたち

薫風自南来 5月の星岡 ・・・ Hoshigaoka in May with a light, balmy breeze

2022-05-21 23:45:50 | dish

5月20日

初夏を思わせる少し汗ばむ中、和服で星岡に出かけました。
4月は星岡も家のメンテナンスか何かの理由でお休みでちょうどよかったのですが、2カ月ぶりの
日本料理講習会の日は夏日でお天気もいい日でした。

前回外出した時と同じ草木染の手織り紬に、最初は今まで一度も締めたことのなかった黒い帯
にしようかと思っていましたが、当日自分で染めた帯もまだしたことがなかったので、気候も
初夏になってきたので急遽変更してさわやかな感じにしました。

 

出番が多い道明 平家納経の帯締め

 

暑かったので塵除けはやめてオーガンジーのショールで。
日傘はやめました。

 

 

 

 

 

 

今日はいつもより参加者が多く、二部屋つないでいました。

 

 

 

 

早く着いたので、写真を撮っていただきました。

 

 

 

 

5月の献立

向 付  鰹ぶつ切り 正油づけ
 椀   湯葉真蒸 焼き椎茸 小松菜

焼 物  鮭なんば巻焼 じゃがいも水晶煮
煮 物  鶏柔らか煮 車麩 蕗
小 鉢  根芋の若菜あんかけ
ご 飯  青豆ごはん

 

一番大変だったのは湯葉真蒸
海老や魚のすり身を使って。

 

 

 

鮭を切り開いて下味をつけ、わけぎを巻いてオーブンで焼く。

 

一番上のが芽芋(根芋ともいう)

 

 

鰹はたたきではないのだけれど、皮のところは1mmくらい焼いて、氷水につけ
づけにする。

 

真蒸は一度作ってみたい料理。冷凍庫にすり身が残っているので一度トライしてみたい。

 

意外とおいしかった鮭。じゃがいも水晶煮がおいしいのだけどとてもあんなふうな千切りはできない。
じゃがいもをかつらむきってどういうこと・・・

 

あ蕗がほんのり甘くておいしかった。
車麩も保存食でまた常備しておこうかしら・・
こういう料理がやさしくておいしい。

 

芽芋は味も何もないけどおいしくて。

青豆ごはんは春の食事の一つですね。しわが寄らないようにするのは茹でて水から出さないでなべ底を冷やすこと。

 

久しぶりにお会いしたお茶を習っていらっしゃる方はなんと私と同じように手首を骨折していたのだけど
手術のあとが今でも腫れていて痛いとのこと。彼女は軽井沢で自転車に乗っていた時に車が近かったので
端に寄ったときに側溝に落ちて手を塀についたら骨折してしまったと話していました。
年を取ると簡単に手をついただけでも骨折になります。これからは気を付けることがいっぱいあります。

 

 

 

家に帰ってから黒い帯だとどんな感じが締めてみました。
着付けを習い始めたころ、黒い帯があると重宝すると思って買った博多帯ですが、
今まで一度もしたことがありませんでした。

 

May 20  2022  Asagaya

コメント (6)
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