寂光院
寂光院は天台宗の尼寺で、山号を玉泉寺といい、推古2(594)年に聖徳太子が父・用明天皇の菩提を弔うために
建立されたと伝えられていると本堂の中で説明がありました。建礼門院の寺で有名なので聖徳太子関連の
お寺であることを初めて知りました。悲しい歴史の跡の残るお寺ですが、本堂が2000年に放火により焼け落ちるという
不幸な出来事に見舞われ、再建されています。
受付本堂四方正面の池
雪見燈籠汀の池建礼門院徳子御庵室跡
諸行無常の鐘楼鳳智松殿(宝物殿)孤雲(茶室)
建礼門院徳子大原西陵
寂光院HPより
雨がひどくなってきたので、茶室が見える待合所のようなところで休憩。
孤雲と名付けられた茶室は昭和初期のもの。平家物語 大原御幸の中から名前をとったという。
建てなおされた本堂
建礼門院の庵の跡
静かな空気が流れていました。
諸行無常の鐘も江戸時代のもの
わきにある宝物殿で、焼けた六万体地蔵菩薩立像の胎内から無事出た三千体を超える小さな地蔵菩薩の一部が展示されていました。
帰り路、建礼門院がお姿を映したと伝えられる朧の清水を見ました。
バスの時間まで近くを歩くことにしました。
明治後期の旅館が改修され、保存されていました。
土田麦僊や高浜虚子ゆかりの旅館です。
なんとベニシアさんも案内していた場所でした。
中庭が広がっていました。
友人が2階の窓ガラスがきれいと話していました。
この下の方に降りて行ったら見たかった役場橋からの風景が見れたはずですが、よくわからず、先に進みました。
後から確認したら、バス通りを歩いた方が良かったことがわかりました。
野村別れ(里の駅 大原)まで歩いてバスを待ちました。
初夏にでもゆっくり里山を歩きたい大原です。
Feb. 5 2024 Ohara, Kyoto