Reflections

時のかけらたち

北村朋幹@しらかわホールと名古屋巡り-2・・concert of Tomoki Kitamura with Nagoya Philharmonic Orchestra & Nagoya walk-2

2024-02-20 23:57:22 | wonderland

百花百草

ここはもともと、鉄鋼や機械などを扱う独立系商社であった岡谷鋼機の創業家・岡谷家の邸宅でした。長く空き家と
なっていましたが、名古屋市が「文化のみち」を散策する最の休憩をとる場所として建物の利用を岡谷家に相談し
岡谷家が快諾したとされています。「文化のみち」の他の建物は名古屋市が取得していますが、百花百草は
現在も岡谷家が所有しています。

お茶を飲みながら庭園を楽しむひとときを

かつての母屋跡に建てられたホールでは、セルフサービスでお茶やコーヒーをいただくことができます。
窓の外に目をやれば、庭園の草花が目を楽しませてくれます。ここには「百花百草図屏風」に描かれた草花は約90種。
うち70種あまりがこの庭園に植えられています。

                                               Aichi Now より

前回行ったときはまさか日曜が休みとは思わず、チェック漏れでがっかりしたところです。
今回是非行ってみたいと思いました。名古屋市のものではなく私邸なので日曜が休みだったのですね。オープンは
水曜から土曜日まで。

 

江戸時代は武家屋敷が並んでいたエリアにある住宅は大正9年(1920年)に建てられたもの。

苔の美しい日本庭園(前庭/北庭)とフラワーガーデンと2つのお庭があり、北庭はかの重森三玲に師事した現代の作庭家
野村勘治(野村庭園研究所)監修/フラワーガーデンはGAヤマザキ監修。2007年作庭。

「文化のみち」:名古屋城の東部にはかつて江戸時代には中級武士による武家屋敷街が広がり、明治維新後にはその町割りを
残しながら近代産業の起業家や陶磁器の販売/輸出を営む陶磁器商が集い・住む町へと変化/成長を遂げる。

幸運にも戦災被害を逃れたこの一帯は現在の名古屋市の町並み保存地区『白壁・主税・橦木町並み保存地区』に指定。
武家屋敷時代の面影を残す塀から近代のレトロ建築が数多く残り、あわせて『徳川園』(徳川美術館)に至るまでの
約3kmの道が市民により「文化のみち」と呼ばれるようになる。

和風建築・坪庭と調和しながら現代的な多目的ホールの設計・施工は竹中工務店。フラワーガーデン監修のさんは
今話題の東京・練馬の『牧野記念庭園』(国登録名勝)や、日本を代表する現代アーティスト・奈良美智さんの個人美術館
『N's Yard』のランドスケープに携わっておられます。そのコンセプトは、元々は岡谷家が所有し現在は徳川美術館が所蔵
している田中訥言筆『百花百草図屏風』)に描かれた草花のうち約70種が植栽。

                                       おにわさん より抜粋

この長い塀の先にあるのが百花百草です。

 

前回は門が閉まっていてショックでした。

 

吊るし雛がたくさん飾ってありました。

門を入るとすぐ邸宅がありました。

 

 

庭は後から見ることにして、中に入りました。
入口を通り抜けてフラワーガーデンに。

 

 

 

蔵の中にもたくさんの吊るし雛。

 

徳川園にある百花百草図屏風の複製画が飾ってありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガーデンを一回りして、多目的ホールで休憩。

セルフ・サービスでお茶とお菓子をいただきました。

 

 

貸し切り状態のコンサートも開かれるホールで。

 

 

 

「特にかっこいいのがお庭の中央に置かれたおにぎりのような形をした手水鉢…!この手水鉢が不思議と“現代の
新たな日本庭園”の雰囲気を醸している」との解説がありました。 (おにわさん)
ちょっと違和感を感じましたが新しい感覚なのですね。
各地から集められた庭石もシャープな感じ。

 

茶室など室内は外から見ることができます。

 


日帰りの旅行は時間があっという間に経ってしまいます。
どうぞ時間よゆっくり経ってとお願いしたくなります。


Feb. 9  2024    Nagoya

 

コメント
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