iPhoneで撮る横浜散歩 ・・・ Yokohama short walking by iPhone

5月のバラを見に行った横浜。カメラの調子が今一なのでスマホで撮った写真を
アップしてみました。記録としてはまあまあかと。





















着いてすぐランチ。有名店は列を作っていました。
横道に入り、２０周年記念の半額ランチのお店に並ばないで入りました。
味も値段にしたらとてもよかったですが、ピーマンと牛肉炒めだけ味が濃かったかな。
娘の遅ればせの母の日ランチでした。ごちそうさま。

横浜の港の見える丘公園や中華街は何か遅れてきた青春の思い出の地。
絵を習っていた時、アトリエの友達が横須賀に行こうというので一緒に出かけて
帰りに中華街でお粥を食べたことがあったっけ。まるでオフ・コースの歌の世界でした。
そのあとで鎌倉の近代美術館に一緒に行ったこともあった懐かしい地です。
そういえば上野にレンブラントのダナエを見に行ったのも彼とだった。
出張のたびに会っていたけど、まだ生きているのかな・・




















このミニチュアがたまらないです。




























帰りに元町の駅の近くのパン屋さんで観光客が店中のパンを買ってしまった後、
残っていたブドウパン４つくらいあったかしら、
それをゲットして、その場でsold out　状態のすさまじさ。

少し歩いて、娘が少し前に行ったことがある、霧笛楼でお茶をしました。
とてもおいしいケーキでした。





















May　28　　2017　　Yokohama




もう６月になってしまったけれど、途端に梅雨っぽいrainy day.

新聞に載っていた谷川俊太郎の詩が新鮮でした。



今は切り株

置き去りにした過去が
いつの間にか追いついてきている
かつての木陰が今は切り株だが
そこに立っていたひとがいま居るところは
遠いようでいてすぐそこかもしれない

言葉のもたらすものはほんの僅かだ
と　腑に落ちるまでに何十年も
饒舌と沈黙を代わる代わる浪費してきて
いま赤ん坊のアルカイックスマイルに
何ひとつ望まずに微笑み返している

老病死も奪い取ることのできない
そんな何でもない生の一瞬は
誰のどんな人生にもひそんでいて
だがその値打ちに気づかずに
私たちは慌ただしく日々を捨て去る

古い写真が乱雑に突っ込んである箱
その蓋を必要があって開けました
写真は私の記憶よりも鮮明で
当時の今がこの今よりも・・・と書きかけて
続く言葉を選ぶことができません