碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
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マイベストTV賞グランプリの上位を「嵐」が独占

2013年06月01日 | テレビ・ラジオ・メディア

放送批評懇談会の「ギャラクシー賞贈賞式」と「創立50周年記念式典」が、週明けの3日(月)に行われる。

贈賞式では、いつも「マイベストTV賞グランプリ」も表彰されるが、
今年は、何とベストテンのうち5本が「嵐」メンバーの出演によるものだった。

強いなあ、嵐。

ファンの頑張りもすごいです。


第7回マイベストTV賞グランプリ

第1位 鍵のかかった部屋(フジテレビ)
924票

第2位 すべては夢を届けるために
~ウォルト・ディズニー創造の軌跡(NHK)
817票

第3位 嵐の明日に架ける旅
~希望の種を探しに行こう~(NHK)
810票

第4位 第63回 NHK紅白歌合戦(NHK)
328票

第5位 PRICELESS
~あるわけねぇだろ、んなもん!(フジテレビ)
314票

第6位 24時間テレビ 愛は地球を救う35(日本テレビ)
311票

第7位 SMAPがんばりますっ!! 2012(テレビ朝日)
257票

第8位 堂本光一のちょこっとサイエンス(NHK)
210票

第9位 ザ少年倶楽部 プレミアム 堂本光一(NHK BSプレミアム)
201票

第10位 火星大冒険!
~地球外生命を発見せよ~(NHK BSプレミアム)
189票



<解説>
グランプリは、2012年4月度から2013年3月度まで投票によって毎月決められたノミネート作39本(特別投票3本を含む)の中から、最大5本までを投票するという方法で決められた。

924票を獲得しグランプリに選ばれたのは、フジテレビの「鍵のかかった部屋」。 “作り手側の創意工夫にどこまで気づけるか、受け手側が挑戦されているような感覚さえあった”“3人の掛け合いがコミカルで、子どもも大人も楽しんで見られた”“動かずとも喜怒哀楽を表現していた大野智の演技がいい”といったコメントが寄せられるなど、投票者の幅広い支持を得る結果となった。

第2位はNHKの「すべては夢を届けるために~ウォルト・ディズニー創造の軌跡」。“まるで自分が体験しているような錯覚に陥った”“大野智のナビゲーターとナレーションが素晴らしい”など番組内容の良さとともに、こちらも大野智ファンの強い支持を集めた。

第3位はNHKの「嵐の明日に架ける旅~希望の種を探しに行こう~」。“震災への意識が薄れる中、こうして改めて触れてくれる番組はいい”“嵐の5人の個性・人柄が出ていて、内容もとてもためになった。子供たちに見てもらいたい”など、嵐ファンから強い支持を得た。

(放送批評懇談会WEBサイト)