碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

【気まぐれ写真館】 梅雨の晴れ間

2013年06月16日 | 気まぐれ写真館

ユーミン「ひこうき雲」が泣かせる4分間

2013年06月16日 | 映画・ビデオ・映像

映画館で、映画本編が上映される前の予告タイムに見たのが、宮崎駿監督の新作「風立ちぬ」の特別映像。

主人公は、ゼロ戦の設計者である堀越二郎。実在の人物です。

ヒロインは、堀辰雄の小説「菜穂子」からきていると思われる、結核を患う菜穂子。

映像のテイスト、クオリティは、さすが宮崎駿監督という感じです。

しかも、4分間という長さの、ほぼ全編に、主題歌であるユーミン
(まだ荒井由実の時代)の「ひこうき雲」が流れるのだ。

ちょうど40年前の1973年に出た、ユーミンのファースト・アルバムのタイトル曲。

これがまた映像と歌との完全なマッチングで、不覚にも、泣けるんだよなあ。

いや、それだけの話なんですが・・・・生きねば。(!)



ホワイトハウスが大変です

2013年06月16日 | 映画・ビデオ・映像

映画「エンド・オブ・ホワイトハウス」を見てきた。

原題みたいだけど、これは邦題。

でも確かに、ホワイトハウス自体はえらい目に遭います。


ジェラルド・バトラーが製作・主演を務め、モーガン・フリーマン、アーロン・エッカート、メリッサ・レオら豪華キャスト共演で描くアクションサスペンス。アメリカ独立記念日の翌日となる7月5日、綿密に練られたテロ計画によりホワイトハウスが襲撃、占拠される前代未聞の事態が発生。大統領を人質にとったアジア人テロリストは、日本海域からの米軍第7艦隊の撤収と核爆弾作動コードを要求する。誰もが手をこまねくなか、かつて大統領専属のシークレットサービスとして活躍していたマイケルが、難攻不落の要塞と化したホワイトハウスへの潜入に成功。大統領救出に向けて動き出すが……。「トレーニング デイ」「ザ・シューター 極大射程」のアントワン・フークワ監督がメガホンをとった。


「世界の警察官」アメリカ合衆国のホワイトハウスが、あれよあれよ
という間に占拠されてしまう。

敵は「悪の枢軸」北朝鮮のテロリストだ。

おいおいと思っている間に、たった1人のシークレットサービスが
驚異的な活躍をする。

という具合に書いてみると、なんだかダメ映画みたいだけど(笑)、
むしろ逆で、攻防や救出劇がスピーディかつ本格的に描かれていて飽きさせない。つい見入ってしまった。

ジェラルド・バトラー、おじさんパワーで頑張ってます。

でも、モーガン・フリーマンが出てくると画面が引き締まるのも事実。

全体を指して荒唐無稽と言わば言え。

こういう映画は、これでいいのだ(笑)。