katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

おっsan教室と私事・・・

2010-02-08 00:45:29 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝、家賃やユ-ミンママの作品の材料代の支払いをして、郵便物等の事でしばらく振りの
実家へ・・・・すると夫婦で大掃除をしていた・・・・

そのゴミの中にはタイル屋の頃の残骸・・・つまりタイルや大理石、幅木、道具などがあった。捨てても良いのか?の父の問いに、勿体無いけど、仕方ないね・・・と返答。

それを見て、二人であそこの現場の残りだな・・・これは。とか、あそこの現場じゃ
あんな事あったな・・・と懐かしい話をした。

ただ気になるのは、何故この時期に大掃除なんだろうか?単なる年末忙しくて出来なかったから・・・なら構わないが・・・・

しかも何でそんな思い出話を父と2人しなきゃならないのだろうか?
そもそも振り返る・・・なんてもんは時間がある余生なんて奴らがやったり、

一つの事をやり終えた奴ら。つまり子供達なんかを結婚だの大学なんかを卒業させたような
そんな親なんかが良くある話。

しかし、そんな事は父はとうに終わらせた人間だ。ならば1つしか理由は無い。
病気や死って事か?そもそも振り返るなんて事が出来る人間じゃないし、

そんな器用な生き方をした人では無い。想像力のかけらすら持って無く、目の前の事実のみを信じる・・・まっ例えば、先物取引、株、将棋、囲碁、そしてスポ-ツでも

野村監督のようなID野球なんてのは全く理解出来ないそんな人。

そんな人が過去を振り返る・・・そして俺はそれに向き合っている・・・何かが変だ。
そんな朝だった。

いつものように母が飯食べて行けば・・・と言うので、いつものようにご馳走になると、
母が明日親父が検査入院すると言う・・・・やっぱりなっ。

じゃなきゃ過去を振り返るなんて話を自分からするはずが無いものなっ・・・・

すると、血相を変えて母を怒鳴る。そんな事katsuに言うなっ・・・とね。
そこで間髪入れずに、何を言ってるんだよっ。おかしく無いか?

なら聞こう。もし万が一何かあった場合、つまり死と言う事。年齢も年齢だし、何があっても不思議じゃない。それなのに母だけに抱えて置けと言うのかい?

いつもあんたは勝手過ぎ。違うだろっ。本当の優しさとは?みんなで苦しめば良い。
それが嫌なら、治って返って来いじゃ無いのか?

いつも言っているはず。そもそも死なんてもんは、希望、夢、望み何でも良い。
そう言うのが無くなった奴や、達成した人、寂しい心の持ち主、そして気迫の無い奴、

そんなのが無い奴が順番にいなくなる。違うか?黙ってひっそりしてりゃ死ぬぞ。
家族みんなでプレッシャ-掛けてやる・・・何があっても返って来いと。

俺の売れるのを見届けて死んだ方が良いぞと・・・・いつも言っているはず。
そう言って返って来た。

俺は医療費を出してやるほど裕福じゃないし、己探しで毎日必死。願う事しか出来ない。
ならばタンカを切るしか何も出来ない・・・・気迫を見せろっって・・・・

俺は両親と話した帰り際には必ず、あんたらの寿命と俺の売れるは一騎打ち・・・達者で。
常にこれが最後と思っている。だから、いつも最後の一言・・・ってやって来た。

だから俺はいつものように仕事をする。俺は先生だし、俺はモザイク作家で、芸術家で
大成しなくちゃならない。それが携わった人への恩返し。

親の子供で生きる事を捨てたヤクザな生き方を選んだ人間。己であって己で無し。
人であって人でなし・・・・願ったらいつも通り。

その足でアトリエに向かう。午後からおっsan教室がある。
そんなこんなで2時前に何とか着いたが、すでにおっsanが待っていた・・・・ごめん。

待った?間に合ったと思ったんだけれど・・・と言うと2時前ですよ・・・と少し安心。
慌てて準備してスタ-ト。

この作品を見るのは久しぶりで、しばらく様子を見る事にする。ちょっと見せて・・・と
確認すると、明らかにおっsanらしく無い箇所が2つ・・・・そこでここと、ここ。

おかしくない?何故こうなったか?らしくない・・・と俺が判断すると言う事は、
明らかに何かあったと思われる。勿論、精神的なもの・・・

しかしここは、まず俺に俺自身が安定しているか?を確認する。さっきの今だからね・・・
でも俺は腹をくくっている以上、何もぶれていないし安定感あり。

こんな時の俺は冴えている・・・いつも以上に。弟子達なら判るだろう。
そんな時は、いつも以上に神経過敏になりがち。しかしその自覚があるから、

いつも以上に気を使う。粗相の無いように・・・・と。

しかし今日の教室はとても内容が重い話になるはず・・・・それはこんな事があった。
実は、おっsanは以前、連れ添い教室だった。知り合いと2人で。

それが、明らかにモザイクをしたいのはおっsanの方で、続けるのなら1人で来た方が良い
と言った。すると1人で来るようになり、今続いているのはおっsanでその人は来なくなった

やりかけの作品をアトリエに置きっぱなしで。

その頃からおっsanには、きっといつかまた来るって事になるかも知れない・・・その時に
おっsanはどうする?って気持ちを作って置いた方が良い・・・と言っていた。

するとその後も、おっsanは彼女から何度か今度行く・・・と言われていたが1度も来た事は無かった。

それが先日、その日が具体化してやって来た。するとおっsanはあたふたし始める。
そもそもお連れ様教室ってのは、相手の都合と折り合いを付ける事から始まる。

ではこの2人を検証しよう。方や今もこうして続けるおっsan 。やる気に関してまずまず。
ではもう一人の彼女。つまり何と無くだった訳だ。

この2人が同じ席に着く。すると一体何が起こるか?当然やる気のある人は色々と質問したい
事があるだろう?しかし、実際は、何と無くって人にその時間は取られてしまう・・・・

公平に時間を取ろうとしても、ほぼ独占状況にさせられてしまうから・・・・

ではもし今、一緒に席に着くと考えられるのは、先生どうやって切るんだっけ?
どの位ボンドを付ければ良い?そうもう初心者と同じ状況になるかも知れない・・・・

そうしたらおっsanの時間は奪われる。では数字として具体化して見よう。
二人の時間を1とする。ならば0.75は彼女に、そして残りの0.25がおっsanとならないか?

しかも一緒に来て、一緒に返られては4時間となる・・・しかし実は常連のほとんどが、オ-バ-してやっていた。となると、おっsanの時間は少なくなる。

この話をおっsanは向き合わなければならなかったのに、帰りまでとうとう向き合わずに
帰った・・・・そして数時間後、電話で向き合う事になった・・・・

いずれにせよ、大作と言うのは身を削る。誰にでも出来る事じゃないから、凄い作品にも
見えるものだが、最悪なのは自覚の無い事。

振り返って見よう。おっsanはこの作品を1ヶ月で終わると以前判断し、次の作品の捨石に
すると言い、そして次の作品が本当に作りたい作品だから・・・とつなぎに入れたような

セリフを言ってたはず。所がどうだろうか?今どの位の時間が流れているだろうか?
そんなセリフを言った作品に・・・・

そう以前のおっsanは見込み違いの見当はずれだった事になる。そして今その作品に四苦八苦し、もがいているように見える・・・・しかしきっと最後まで仕上げるだろう。

けれど、こんなに掛かるとは思わなかったはずなのは事実。まさかこんな大作のような
時間を費やすとは・・・?とね。

ここでの教訓。良い作品は何と無く・・・では生まれないし、それだけの覚悟が必要。
これも良い勉強。この程度で根をあげていては、次の作品は60cm程度の予定・・・

一体どの位掛かるのだろうか?今の状況なら、下絵が終わった状態で数年の覚悟が必要。
しかも思い入れの強い内容。妥協は一切無しになるだろう。おっsanの性格上。

修行だと思って頑張って欲しいと思う。そうやって上手い人達はやっていたのだから。
そんなこんなの明日は現地へ・・・・


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