katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

常連さん教室とユ-ミンママの上下の下地の構想

2010-02-11 20:40:26 | 世界遺産をみんなでつくろ!
ひとまず来るまで構想。まず今までの状況確認。大理石が縁取りとして両サイドにある以上
上下にも欲しくなる。それが一回りすれば額縁代わり位には見えるだろう・・・・

となると、大理石は外せない。けどそれでは余りにも普通・・・ここで俺は何でこう言う
作品になったのか?となる。

理由の1つは明らかに病院のエントランスである事。まずここで格式とか品格とか一番苦手
な事にぶつかる・・・勿論、ママに注文されたのだけれど、みんなに見られる場所である。

以前漫画家さんの新築物件が周りの環境に合わない・・・と物議が起こるなんてのを見た。
確かにここは敷地内で周りの環境とは・・・?までは行かないまでも、何か不愉快・・・

なんて事は避けたい。そうして今の所はほぼそう言う事は無く、むしろ気に入って頂いた
様子である。ここで2通りの考えになる。このままをキ-プの無難に行くか、

それともここで一発勝負で少々大胆に行くか?出来れば後者で行きたいが、ここで大問題。
一体何が無難で何が大胆なのか?それが良く判らない・・・・

そもそも女の人の裸まで入っているのだ。ただ判られていないだけ・・・それが良いと
言われているのだ・・・・それが果たして無難と言えるか?

それをキ-プで無難なのか?さすれば大胆とは?きちんとする事になる・・・・
そこでこんな事を考えた。病院を比喩する・・・一体どんなイメ-ジになるのか・・・・?

一番最初の構想で何をイメ-ジしたのか?俺は寺院や教会を思い出した。
病気の人が祈る・・・そんなイメ-ジ。そこには神がいて・・・・そんな感じ。

そこで出て来たアイテムの中にまだ使われていないものがある・・・それがレンガ。
必ず出て来るアイテムである。重厚感って言うのかな?格式なんかにも繋がるのかな?

いずれにせよ悪いアイテムでは無い。昔の建物に見られるように、木造が日本では主だった
時代に西洋建築を取り入れて和風にした・・・俺はそんなのを大正ロマンなんて表現を

しているのだけれど、鹿鳴館なんて感じだと格式なんてのも出るんじゃないのかな?
ただ良くは知らないけれどね・・・・

そうなると今までが斬新過ぎた・・・と取れば、シックに・・・まとめる的考え・・・・



これすらまだ暫定なんだけれど・・・・今の所はここまで止まり・・・

そんな中、常連さん。先週都合で来れなかったのでどうなっているのかな・・・?
やや心配。何しろ体験の1作ですでにぺきぺき卒業で1cmタイルにコロって・・・・

一体どんなにモザイクやるつもりなんだぁ・・・・?って位の進行の早さ・・・・

すると、やはり心配していた事が起きた・・・。通常、アトリエの進行度合いを見て、
次の予約の日程までの自宅でのモザイク予定時間との相談で、少し大目にタイルを

渡している。けれど通常なら、1回位来れなかったとしても足りるくらいなはずなのに、
思わぬ時間をやってしまったりすると、当然足らなくなる・・・・

だから、アトリエに・・・って具合になるはずなんだけれど、それが今回は白のコロが
足りなくなって来たので、あんまり切ると少なくなるから、大き目に切った・・・って

パ-ツが入っていた・・・。あぁぁやったかっ・・・そこでお小言。
美しく作るのであって白くすれば良い訳じゃないのね。タイルを切って張るのではなくて

白いタイルを使ってゾウを作っている。この意識を忘れると非常に無機質になる。
するとグレ-ドも下がり、子供の塗り絵のようになってしまう・・・・

ゾウの体に直線ラインは無い・・・と言う事。しかし、昨日と同じで一応言うだけ言ったら
まだ2作目。コロに1cmタイルを使ってここまでやっているのだから上出来。

ただ続けるにあたっての諸注意なだけ。だから良くやっている。そこでこの作品のリカバリ-をする。となれば白目地しか無いだろう・・・・


って事になる。蛍光灯の下ではこの程度だけれど、トイレのような電気の下では、白金の
タイルの艶でゾウははっきりするから、結構行けるのね。

そんな中、バックを今の俺の作品の仕込みのようにコロで作り始めた・・・こりゃ達者だわ
まっ毎週来たい・・・と言うのだから、大変です・・・と言うまでは様子みようと思う。

そんなこんなで今日は帰宅となる・・それは先日観られなかった地上波初の崖の上のポニョ
を観る。

出だしは今までの宮崎アニメファンとしては、手書きになって違和感のが多かったが、
車のフロントの光の動き具合とか要所要所に流石に細かい事が多くて引き込まれる・・・

内容に関してもある程度、傾向と対策として浪花節的な話なのも安定しているのに、
引き込まれる・・・・流石に宮崎アニメだと思った。

いくら可愛がって、いくら愛情を注いでも嫁に行く・・・まっそんな話かな・・・・
ザックリ言えば・・・そんな単純な事なのに、うるっと来るのね・・・とてもシンプル。

そんなのを観た後に、自分の作品を考えると、俺のはかなり言いたい事が複雑に見えるだろうなっ・・・・俺も割りと単純な事を言いたいのに・・・・なのにしつこい感じになる・・・

もつれにもつれた・・・そんな感じに・・・・ね。とは言え、少々の休暇になった・・・

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