夕方、職員室の戸が開き、「先生。」と言う声。よく見ると、かつて野球部だったとしくんがやってきました。
今、保育士をめざして、大学でがんばっています。横には、彼女も一緒でした。
「としくん、かわいい彼女だね。」
と言うと、としくんもにっこり。一緒の学部でやっぱり保育士をめざしています。進路を決めるとき、としくんは、保育士の道を選びました。子ども好きなとしくんにとって、似合いの進路選択だったと思います。
「この間、実習があったんですけど、としくんの周りには、子どもたちがたくさん集まっていたんですよ。」
と彼女。しばらく学校の様子などを聞かせてもらいました。
また学校に保存しているとしくんの学年の卒業アルバムを見ながら話に花が咲きました。
としくんは、中学校時代は、二塁手として活躍をしました。中学校時代最後の総体。勝ち進み、次の試合に勝てば県総体に中津市代表になれる試合。最終回を終わり、0―0。判定戦にもつれ込みました。
判定戦とは無死満塁からで双方攻撃をします。得点が多いほうが勝利です。相手側から攻撃が始まりました。ここで踏ん張り1点で抑えました。今度は、三光中学校の番です。好投手を擁する相手チーム。いろんな策をイメージしました。
しかし、ここで思いがけないことが。初球なんと相手投手がワイルドピッチ。同点となりました。イケイケムードです。ここでバッターはとしくん。
エンドランのサインをボールカウント1―2からエンドランのサインを出しました。投手にしてみれば、3ボールにはしたくありません。満塁なのでフォアボールでも負けです。必ず、ストライクを取りに来るところです。まず外してくることはありません。短くバットを持ってとしくんは、見事1.2塁間方向に打ち返しました。サヨナラです。そして県総体出場。
このことを話しました。
「としくん、野球うまかったんやね。」
と彼女。としくんも彼女もうれしそうに話を聞いていました。
自分の道をしっかり決めて、まっすぐに進んでいることに頼も
しさを感じました。あと2年後のどこかの幼稚園で子どもに囲まれているとしくんの姿を想像することができました。
としくんにとしくんの事を載せたかったかくんの本をプレゼントしました。
今、保育士をめざして、大学でがんばっています。横には、彼女も一緒でした。
「としくん、かわいい彼女だね。」
と言うと、としくんもにっこり。一緒の学部でやっぱり保育士をめざしています。進路を決めるとき、としくんは、保育士の道を選びました。子ども好きなとしくんにとって、似合いの進路選択だったと思います。
「この間、実習があったんですけど、としくんの周りには、子どもたちがたくさん集まっていたんですよ。」
と彼女。しばらく学校の様子などを聞かせてもらいました。
また学校に保存しているとしくんの学年の卒業アルバムを見ながら話に花が咲きました。
としくんは、中学校時代は、二塁手として活躍をしました。中学校時代最後の総体。勝ち進み、次の試合に勝てば県総体に中津市代表になれる試合。最終回を終わり、0―0。判定戦にもつれ込みました。
判定戦とは無死満塁からで双方攻撃をします。得点が多いほうが勝利です。相手側から攻撃が始まりました。ここで踏ん張り1点で抑えました。今度は、三光中学校の番です。好投手を擁する相手チーム。いろんな策をイメージしました。
しかし、ここで思いがけないことが。初球なんと相手投手がワイルドピッチ。同点となりました。イケイケムードです。ここでバッターはとしくん。
エンドランのサインをボールカウント1―2からエンドランのサインを出しました。投手にしてみれば、3ボールにはしたくありません。満塁なのでフォアボールでも負けです。必ず、ストライクを取りに来るところです。まず外してくることはありません。短くバットを持ってとしくんは、見事1.2塁間方向に打ち返しました。サヨナラです。そして県総体出場。
このことを話しました。
「としくん、野球うまかったんやね。」
と彼女。としくんも彼女もうれしそうに話を聞いていました。
自分の道をしっかり決めて、まっすぐに進んでいることに頼も
しさを感じました。あと2年後のどこかの幼稚園で子どもに囲まれているとしくんの姿を想像することができました。
としくんにとしくんの事を載せたかったかくんの本をプレゼントしました。