かったかくんのホームページ

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7.14 山国川大氾濫

2012年07月14日 | Weblog
鳴動し暴れ流れて虚脱感
            「心が折れる」と涙ぐむ人


昨日の夜もいつ、避難指示や勧告がでるのかわからないので、夜中も起きていました。バッグには、避難所でも過ごせるように荷物をキャリーバッグにまとめていました。


その指示もなかったので、朝方うっつらうっつらしていると、防災無線で、避難の指示。車で避難所である公民館に向かいました。川と並行して走ります。増水した川の水、濁流とほぼ同じ高さで並行に走っていて恐怖を覚えました。



公民館の駐車場から遠くに見える川を見ていると、だんだんと堤防を越えて水が中に入ってきます。前回の災害のがれきの山があったのですが、それも少しずつ流されていました。




ペアで地区の様子を見に行きました。城井小学校のプールの水がオーバーフローしていましたが、浸水してきていた水の高さと同じでした。前回、床上浸水をした家が再び、濁流の中にあったことは衝撃を受けました。



遠くを見ると、川が道路の下をえぐり取り、バターンと国道のガードレールが川の中に落ちていきました。水の量は前回を超えているのかも知れません。危険を回避しながら、回っていると、感じたことは、川の水だけが危ないわけではありません。



水路の水が家屋の中に入り込んだり、田畑の中を濁流となって暴れていました。水路は、前回の災害で決壊していましたが、そんなことはおかまいなしで、川から水が勢いよく水が入り込んできていました。




国道が今、「進入禁止」になっていますので、他地区がどうなっているのか分かりませんし、今、孤立の状況にあります。さらに大きな災害を続けて受けた方々が大勢います。前回は、床下浸水で片づけていた地区が今回は、床上浸水になっているところもあります。これからその被害の実態が判明してくるのだと思います。




被害が最小限に食い止められていることと二次災害がおこらないことを心から願っています。一つだけ安堵するのは、今、行方不明者や死者が出ていないことです。