かったかくんのホームページ

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ボランティアへの感謝

2012年07月09日 | Weblog
日差し浴び埃も浴びてショベル持つ
                  復興に向けた息吹を感じ




昼から、地区の復旧作業に参加をしました。地区の復旧場所に着くと、驚いたことがありました。たくさんのボランティアの方たちが来て、作業をしてくれていました。



中津南高耶馬渓校の全校生徒や先生方がそれぞれ散らばって、お宮の泥をどけたり、がれきの板などを整理してくれていました。こちらも板を取ろうとすると、
「一緒に持ちましょう。」
とさっと来てくれて、手伝ってくれました。すると、
「あれ、かったか先生ではないですか。」
よく見ると、三光中学校の卒業生のです。



ぐっと体も引き締まって、しっかり見なければ誰だかわからないくらい成長しています。暑い中、高校生も頑張っていました。復興作業で、彼らの存在がどれほど大きいものでしょうか。若い人たちのエネルギーを感じました。




また学校の先生たちも来てくれていました。H先生は、今日は、振替休業日なので、それを使って来てくれていました。S先生は、年次有給休暇をとって、駆け付けてくれていました。二人とも一日大変な作業をしてくれました。




先日も書いたのですが、復興で人がいない作業は、疲労感や無力感を感じます。でも幸いにもこうして、地区の人以外で、ボランティアとして駆け付けてくれることがどれほど大きい力になっていることでしょう。作業もどんどんとはかどりました。




地区ではみかけは、かなり元のようになってきています。しかし、家の中をのぞくと、濁流が入りこんで、すごく悲惨な状況のところも数多くあります。泥が溜まっているところは、異臭がでてきています。乾いたところは、ほこりが舞います。




米作の農家の方たちにとって、今、一番水がいるときです。しかし、多くの用水路が決壊をしています。水の確保が難しく、ポンプで揚水できるところはいいのですが、残念ですが、おそらく枯渇するところも出てくるでしょう。




中学生たちが通学で利用していたサイクリング道路の壊滅状態です。橋も流されているところがあります。今は、市が負担してバス通学になっています。


たくさんの課題が山積しています。



幸いにもわたしの家は、大きな被害はなかったのですが、わずか何センチかの高さの違いで大きな打撃を受けているところが多くあります。



作業をしながら悲惨な状況をみて、水害の悲惨な状況を再認識しました。



いろんな思いはあるのですが、作業をしながらボランティアの方たちの力の尊さを感じた日でした。