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「合唱組曲復刻演奏会」in佐伯

2018年11月04日 | 大分県
昨日は、ソフトバンクホークスが日本一になりました。

優勝です。

リーグ2位からの日本シリーズ出場でしたが、下克上の戦いの中で勝利しました。
西武や広島は、リーグ戦では、王者としての戦いを繰り広げてきていました。

その勢いを、投手リレー、甲斐キャノンをはじめとした守備力、隙のない攻撃力で、シリーズを制しました。
 

野球もシーズンオフになります。球春が来るのを待ちましょう。
 


この週末、昨日の日本シリーズ、ソフトボールなどスポーツの秋とともに、もちろん文化にもふれました。
 

兄がいろいろ世話をしたり、合唱のステージに立つ「国木田独歩没後110年記念 合唱組曲 『豊後の国佐伯』 復刻演奏会」の鑑賞に、佐伯文化会館大ホールに行きました。
 

文化会館に入る前に、姉たちと「歴史と文学のみち」を歩きながら、観光交流館や国木田独歩館などを散策しました。

国木田独歩と佐伯市との関係は、わずかな期間でしたが、教師として赴任してきています。

佐伯市での生活は、その後の独歩の文学に大きな影響をもたらせています。



明治26年に観光交流館は、昭和11年に建築された旅館を整備した建物です。

昭和の風情があります。

縁側に陽ざしが入ってきます。秋の陽ざしはとても気持ちがいいです。


そして道路をはさんで反対側に独歩館があります。
記念館などには、アニメのイラストがあちらこちらにあります。

アニメ「文豪ストレイドッグス」とコラボした企画は、文学を身近なものにさせてくれます。


発想がとても面白いと思います。
アニメの影響もあってか、若い人たちもたくさん来館しています。


「歴史と文学のみち」の「独歩館」などは、お薦めの場所です。
時代を明治・大正・昭和の時代にタイムスリップさせてくれます。



そして、文化会館へ。



NHK朝のテレビ小説「花子とアン」でブレイクをした「中島歩」さんが出演しての語りがありました。


中島歩さんは、独歩の玄孫にあたります。
「独歩」の「歩」をとって、「中島歩」と名付けたそうです。


1部は、ソプラノ歌手佐藤美枝子さんのソロなどで構成されて、2部は、ソプラノ、アルト、テノール、バリトン歌手と市民合唱団や中学生などで結成された「合唱組曲 豊後の國 佐伯合唱団」のステージでした。



壮大なスケールの合唱を繰り広げていきました。

3つの中学校の生徒たちも、超満員となった会場でのステージの中で、組曲を歌いあげた達成感は、一生忘れることのできない思い出になったことだと思います。
 


今、県内のいたるところで、「国民文化祭」や「障害者芸術・文化祭」のイベントが行われています。

レベルの高い文化を身近なところで見ることができる貴重な年、機会となっています。