家の庭では君の瞳は10000ボルト状態。
みかん山ではアケビに目を奪われ、ついついジャンプ。
暖かさでまだまだ生長盛りの雑草を恨めしく踏みつけ、
種を残すための戦略に乗せられて、甘さを享受した口から種を吐き出す。
もちろん彼らが発芽しても当たり障りのない、やや暗がりの木のトンネル内に。
まだまだ少年はやっていることが、昔と同じである。
今度の日曜日に迫った、みかんのオーナー制度登録会。
やや天気が心配な雰囲気になってきたけれど、準備だけはしておかねば。
光陰矢の如し、あっという間の1年だと昨年を振り返る。
例年より早くシークワーサーの収穫にはいることができそうになってきた。
温暖化で肥大が良い自然栽培レモンもしかり。
そして2年目となる無農薬ベルガモットも!
試験栽培をあれこれしているため、たくさんはとれないけれど作り手の楽しみと化している。
趣味の園芸と揶揄されることもあるが、チャレンジの一環だと開き直る。
考えているだけで3つの香りが脳裏を駆け巡る。
飲む回数を重ねるほど、初恋レモン・ノンアルコールクラフトビールが恋しくなってきた。
自分がおかしいのか?と思い、Iさんにも確認する。
どうやら私と同じ病気にかかっているらしく、
体の中から湧き上がるホップの香りに誘惑されている模様。
それを聞いて一安心!
先日、某新聞社の記者さんに取材を受けていたところ、
私が考えたコピーにするどく反応した。
フランスの文豪マルセロ・プルーストの「失われた時を求めて」が彼女の口から・・・。
この小説は途中で挫折する小説のベスト3にはいっているので、
聞いてみたところやはりそのようだった。
日本語訳で400字原稿用紙10000枚。
当然私も・・・。
ここで持ち出したいのは、香りによる記憶のフラッシュバック。
レモンしかり、レモネーディアしかり、シークワーサーしあり、ベルガモットしかり、
そしてノンアルコールクラフトビールしかり。
きっと自身の最終章でプルースト現象が起こると予想するのである。
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