私が小学校3年生まではまだ、台所にくどがあった。
台所の隅には五右衛門風呂に火をくべるところも。
農家の台所というと薪でご飯を炊く光景が浮かぶのも経験があるからだ。
ビュッフェ形式のレストランにはお釜がディスプレイされていたり、
料理は幾種類かの煮物があったりと時計の針を逆回転したものが人気がある。
健康にとてもいいというイメージと
普段家庭ででなくなったため喜ばれるのだろうか。
10日ほど前であるが、農家の台所新宿3丁目店へ伺う機会をいただいた。
農家の台所というのでもっと田舎臭さをイメージしていたのだが、
最初に野菜や果物でカラフルにディスプレイされた冷蔵庫を通ってお店に入ると、
お洒落な空間が待っていた。
通路を隔てたカウンターの前は色とりどりに飾られた氷上のサラダバー、
そのとなりは白黒の農家の写真が仏様をイメージさせる仏間。
自分がイメージしていた農家の台所とはまるっきり別世界だし、スタッフをはじめお客様も若い。
店の前の歓迎:河合果樹園という文字で驚かされ、冷蔵庫を通ることで驚かされ、
がなり氏の登場で驚かされ、店内のお客様に紹介されて驚かされ、
サイン色紙をせがまれて驚かされ、料理長はじめスタッフとの記念撮影で驚かされ、
ここが農家の台所という所以がわかる。
食の背景はまさしく私たちAV(アグリカルチュアルベンチャー)なのだという演出。
こんなところにお嫁に行ける檸檬たちも幸せだ。
レモネーディアのフローズンドリンクにウオッカが付いてくるところがまた心憎い。
Uさん、Tさん長時間にわたりお付き合いいただき、ありがとうございました。
お客様あっての農家なのですが、
写真をと言われたのは初めてです。
とてもいい経験をさせてもらい、感謝感激です。
スタッフの皆さんで是非、栽培の現場を見に来て下さい。
そちらでお出しするときに必ず役立つはずです。
当園でおもいっきりAVの話をしましょう!
よろしくお願いいたします。
河合果樹園様のレモン、レモネーディアは
食べたお客様の表情から
驚きと美味しさと感動が伝わってきます。
「是非、一緒に写真を!」
と、お客様からお願いされている光景を見て
やっぱり凄いなと感じました。
写真を撮る時のお客様の目の輝きようは
とてもキラキラしていて、今でも鮮明に覚えています。
今度はスタッフを連れて
河合果樹園さんのところにお伺いしたいと思いますので
その時は宜しくお願いいたします。
講演会が終わった足で来てもらい
翌日は朝から取材というハードスケジュールの中
時間を作っていただきありがとうございました。