東海地方が梅雨明けした。
史上2番目の早さだという。
雨による熱の洗い流しはきたい出来ず、
毎日暑さは積もり積もって行くだろう。
水やりに苦労する年となりそうな予感になってきた。
露地みかんは摘果作業に入っているが、
それほど落とさなくても良い状態なので焦る気持ちは追いやっておける。
心配なのは木を枯らしてしまうゴマダラカミキリの発生が多いこと。
河合果樹園見回り部隊に毎日出動してもらい、密度を減らす。
無農薬レモネーディアの温室は十数年ぶりにスグリゾウムシの爆発的発生。
そのためここも捕殺部隊に出動要請、
1週間ほど頑張れば何とかなるかと経験値から予測。
天候が続くことでスリップスなどの発生も注意しなければならない。
夏を乗り切れば収穫の秋がやってくる。
遅ればせながら18回目のみかんのオーナー制度の募集が始まった。
何とか20回目まで頑張りたいと思う。
里山のみかんの荒廃園を再生して、それをオーナーさんたちに買い支えてもらい
みかん山の景観を末永く維持していこうという目的で始まり今に至る。
また10本買っていただくごと、小さな木であるが福祉施設に寄付をさせてもらう。
トータルで100本ほどのみかんの木で収穫を楽しんでもらったことになる。
事務局を担当してくれているNPOほの国プロジェクトの
ぐるティア&ぐる民の若者たちは収穫祭を通してオーナーさんとふれあいながら、
多くのことを学び少しずつ小さな社会から大きな社会へと羽ばたく礎を作る。
目に見えないし続けなければ結果は現れないものであるが、
歴史の流れの中でわずかばかりの貢献になってきたのではないかと思う。
コロナ渦でここ2年間、オーナーさんとの作業体験は出来ていないため、ことしこそ!
まだまだ早すぎる告知も!
10月30日にホテルアークリッシュ豊橋で河合果樹園の無農薬レモンなどを使った料理イベント。
11月20にホテルアークリッシュ豊橋で農民藝術創造倶楽部の生産者が作る料理イベント。
1月21日はエムキャンパスで私が作る農家飯を含む料理イベント。
無事に収穫まで漕ぎ着けることを祈るばかりである。
死んだふりをするスグリゾウムシ
みかんの木オーナー新聞
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