最高気温も20度を超す日もあり、
例年であればカラスノエンドウに付いたアブラムシを食べるため
ナナホシテントウが活発に活動するのであるが、
どうも厳冬の影響か個体数がとても少ない。
これではテントウムシ捕獲大作戦遂行の指令は出すことができない。
はてさて気温の上昇とともに、現れてくれればいいのだが・・・。
河合果樹園では天敵農法で活躍する虫たちに、多大な価値感を見いだしている。
また雑草コントロール栽培をしていると、ただの雑草がなぜか可憐な草花にも見える。
映画「種まく旅人~みのりの茶~」では、
「雑草が雑草としか見えないようでは一人前とは言えない」
という感じの言葉で表現されていたと思う。
自然にある既存のもので代替えする技術は、見えない価値感を見いだすことから始まる。
正当に評価することの難しさは、永遠に追いもとめるが絶対に成就できないものなのかも。
もっと考えれば評価できる人がいないという現実にぶつかるのかもしれない。
まあ、難しく考えず春風駘蕩でいこう!
年度替わりの4月はやたらと会議&懇親会が多い。
新メンバーに変わる団体が多いためなのだが、
いろいろなお役を兼任する農という生業プラスアルファの部分なのだ。
普段、取り上げられない社会貢献活動にも繋がっているかもしれないと思う。
先日は2年間いっしょに活動させてもらった2人の先輩方と慰労で一杯やらせてもらった。
学ぶことが多いお話は、これから私にとっては多くの糧になるはず。
それが脳神経細胞の膜を柔軟にし、伝達物質を受け取りやすくことは間違いがない。
そのために人間は情報を求め宴に出かけるのだろうか。
個性ある2人には私の後見人として、少し甘えて見ようと思う。
よろしくお願いします。
農業がテーマまたは背景の映画や音楽や絵画などなど、実は芸術は過去においては農業と密接にかかわりあっていたと思います。そんなことを思って私も「豊橋百儂人伝説」を作詞しました。次回会う時に聴いてください。