年末から新年にかけての寒波でレモネーディア露纏はかなり落ちたりしなびたり。
樹勢が弱かったり、根が弱っていたり、樹体が乾燥してたりすると発生する現象。
涙は出るが、例年より販売のスピードが速かったのがせめてもの救いだ。
だから販売は早く終わりそうな状況だと思う。
まだまだ寒い日が続き、着色が進んでいないマザーヴィクトリアも心配になる。
年明けてレモンイエローに着色が進んでいる無農薬フルーツレモン。
ここ数年自分の技術を否定され続けた天候を
やっと少し光が差すほどぐらいだが乗り越えることが出来た。
その期間6年、技術は変遷するものだと還暦を前に悟る。
来年に通用するかどうかはわからないが、前を向いて!
先日、後輩二人と某所で舌が歌い出すほどの料理を食べさせてもらった。
メインディッシュは少し失礼かもしれないが、農の本質を突く裏話。
それは方向性の間違っていない哲学と捉えることも出来る。
環境に全く負荷をかけない栽培、彼らと新たな船出の準備をしようと思う。
そして次の日にはエムキャンパス全体から見た屋上農園の今後の会議を1時間半ほど。
この地域の隠れたポテンシャルが、多くの人たちに浸透して行くのがわかる。
会議の途中、無農薬フルーツレモンをアクセントにした恵方巻きを試食させてもらった。
口の中で7種類の具材が順に訴えてくる。
もちろん具材は屋上農園やマルシェで販売されているもの。
確実に地産地消の想いが練り込まれて、フードバレーに近づいている気がする。
これでコロナが超越できれば、加速度的に新たな価値観が見えてきそうだ。
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