河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

シロガラス1

2015-11-15 21:54:29 | 読書(小説)
佐藤多佳子、偕成社。
鶴田謙二のカバーも惹かれるところだが。
この作者には珍しくファンタジーらしい。
しかし、6人の小学生の日常生活が延々と語られ、
不思議な事はあんまりなく、最後の最後に突如、
何かが起こったようだ、というところで続く。
3巻まで出ているので読むしかない。

千里(せんり)の竹を割ったような性格や、
星司のふんわりした物腰と動物好きがいい感じ。
他の子たち、おどおどした美音(みね)、スカした有沙、
ガキ大将にしては繊細な礼生(れお)、
理系の運動音痴数斗(かずと)のそれぞれの事情も描かれ、
いじめる側いじめられる側の理屈とか面白い。
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あとかたの街5

2015-11-15 21:48:20 | 読書(マンガ)
最終巻。
あとがきでこうの史代との対談があって、
「この世界の片隅に」を読まずに、描いたそうな。
戦争なんてさっさと終わればいい、と、あいが怒ってるシーン、
まるっと「この世界・・・」の終戦シーンを思い出す。
戦中の世界は、多くが語られずに来た。
昭和30年代も同じ。機械化の波に流され、
それまでの手作業が恥ずべきことではないのに、
あんまり語られてこなかったから、
機械なしにどうやって生きていけるのか、
今の世代はわからない。
もったいないなあ。
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プラネット3

2015-11-15 15:00:11 | 読書(マンガ)
遠藤淑子の最新刊。
えっ、これで終わりかよ!?ってepisode14のあと、
書き下ろしのepisode0があって、
これ読んだら、終わらない物語の終わりはこんなもんかなと納得。
だけど、ホンマに尻切れトンボ感は否めない。
ううむ。
とりあえず、も一回最初っから読もうっと。
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