河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

トーキョ・プリズン

2016-10-20 23:41:28 | 読書(小説)
柳広司、角川書店。
なかなかに完成された一冊。
真相にたどり着いたと思ったら、
はらりとめくり上がって、
それが繰り返されるような。
ハッピーエンドは来なかったけど。

終戦直後の日本。
東京・巣鴨の刑務所に収容されているキジマ。
行方不明の従兄弟を探すニュージーランド人フェアフィールドは、
キジマとともに収容所内での殺人事件を調べることに。

青猫と同時に読んだから、なんか戦後づいてる。
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青猫について1

2016-10-17 01:36:47 | 読書(マンガ)
小原愼司の新刊。
今度は、セーラー服の少女殺人鬼みたいな。
1巻の最後でなぜ少女が火男(ひょっとこ)の入れ墨の男を探して
ヤクザを殺しまくっているのか、わかっちゃうのがちょっと
拍子抜けな気もする。
夢でうなされてた炎が出てきてないんだけど、
この先に別にまだなんかあるのかな。
しかしちょっと胸くそ悪い感じの作品。
この作者じゃなきゃ読まないよ。
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エチュード春一番2

2016-10-15 21:22:20 | 読書(小説)
荻原規子、講談社タイガ。
この人の話はマンガっぽいけど、
けっこう映像化困難な、妙な概念がたくさん出てくる。
今回の、美綾が出会った、弓月や飛葉の能力がそんな感じ。
もちろん、パピヨン(神)の語る、神の概念も新しい断片が次々と・・・。
まあそもそも、美綾の能力ってなんなんだってとこもあるが。
よくある異能力ものにならないので、
先がどうなるのか読めなくて先が楽しみではある。
しかし飛葉がそういう方向に出てくるとはな。。。
主人公がおとなしかったので、RDGくらいイメージしてたけど
ちゃんと健康で友達もいて、他人に協力が頼める人でした。
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黒猫の約束あるいは遡行未来

2016-10-09 00:51:53 | 読書(小説)
森晶麿、ハヤカワ文庫。
5冊目。
だんだん、どれが読んだやつか、分からんくなってきたよ。
タイトルに数字がないんだもん。
今回の話も、狭い。登場人物の関係が。
でもまあ、強引だけど、以前より無理無理感は減ったかな。
そのかわり、犯人以外は大体謎はわかっちゃった。
犯人はなー。この人、職業に男女こだわらないとこあるし。
そして、黒猫と付き人が急接近。
この話が、美的に終わるなら、「おかえり。」ってとこかな。
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不機嫌なモノノケ庵7

2016-10-09 00:44:42 | 読書(マンガ)
続くなあ。
この人は、これがデビューの割に安定しているな。
教育受けることの貴重さをアピールしてみたり?
読むのは学生さんだろうからねえ。
そして、立法、司法、行政の三人が揃うのか・・・
つづく。
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