河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

青空のかけら

2017-01-05 00:38:04 | 読書(小説)
S・E・デュラント、すずき出版。
聞いたこと無い作者、聞いたこと無い出版社。

昔で言う、孤児院、今は児童養護施設で暮らす、
ミラ(ミラクル)とザック(ザッカリー)の姉弟。
不幸と言えば不幸だけど、彼らにそれを言っても仕方ない。
でも、いつかこの施設、スキリー・ハウスから出ていきたい。
好きな人たちはいる。施設の子たちも好き。
施設長のミス・クランクスは怖いけど・・・。
10歳半と9歳の姉弟は、家族になれそうな人に出会う。
絵が好きで、空想が好きな少女の、おとなになった目線から
語られる物事は、不思議と、キラキラしていて、
かけらだけど、青空が覗いている。
そんな、ちいさなお話。
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殺人犯はそこにいる

2017-01-04 21:58:07 | 読書(その他)
清水潔、新潮文庫。
ノンフィクション。
一部で話題の書。
推理小説読んでるかのような、スリリングな展開。
事実は小説よりも奇なりってか。
作者が、謎解きや冤罪を覆すことよりなにより、
殺されたであろう5人の少女(一人はまだ行方不明)のため、
真犯人が、まだのうのうとパチンコ打ってるっていう
事実が許せない!という正義感で動いていることが、
なによりも、一縷の光に感じられるということ。
公務員としては、腐ったお役所ばかりじゃないと思いたいけど、
大事なのは何か、何のためにやってんのか、忘れたらダメだろう。
娘を殺されたお母さんの一言、
「ごめんなさいが言えなくてどうするの」
これが一番効くよなー。
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