河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

ヴェネツィア便り

2020-07-21 22:49:00 | 読書(小説)
北村薫、新潮社。
短編集。
帯には、〈時と人〉の短編集とか書いてあるけど、
〈時と人〉シリーズっぽいのはひとつだけ、
しかも単に能力が、ってやつ。
でもまあ、ここでいう〈時と人〉は、老境の人が、過去を想うことかも。それなら半分くらい。
残り半分の半分は、ホラーだな。得体の知れない系と心理系。
「誕生日 アニヴェルセール」だけ読んだ記憶があるんだけど、
どこで読んだのか覚えてない。
読みかけて挫折したことあったかな…?
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銀河戦国群雄伝ライ全27巻+異聞

2020-07-20 20:49:13 | 読書(マンガ)
まだ続けてみた、KindleUnlimited。
高校生の頃?に読み始めたが、途中でやめちゃったやつ。
11巻まで読んだ記憶があった。
けっこう好きだったんだけど、
若者が、上を蹴散らして駆け上っていく様はいいが、
大将軍になっちゃったあたりで、管理職というか、
なんか大人みたいな立場になるわけですよ。
それは、二十歳前の若者には、くだらねえというか、
つまらないとしか思えなかったことが一つ、
トップに立つための、非業とも言える仕業の数々に
お腹いっぱいになってきたのも一つ、
そして、一番気に入ってた飛竜のビジュアルが、
変わっちゃったこと。これが一番デカかったなー。
そして、20年ほどを経て、完結まで読み切ったけど、
よくまあ、こんなスペースオペラで中華で戦国なやつを
書ききったなあと。戦艦も鎧も細かいし。
火攻め、水攻め、惑星を落とす。宇宙でやるかよって痛快。
竜人とか魚人とかの獣人もなかなか充実。
いまとなっちゃ古臭い男女の描き方のなかにも、
女が、女のままここまで強いのは、新しいような古いような。
ライが皇帝かよ、と思ったが、おまけの異聞では、
それらしく皇帝になっていたな。
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シカゴより好きな町

2020-07-19 23:29:00 | 読書(小説)
リチャード・ペック、東京創元社。
ダウデルおばあちゃんシリーズ2冊目。
1冊目のこわい町は、兄のジョーイ目線だったが、これは妹のメアリ・アリス。
二人で毎年夏を過ごした後、家庭の事情で、
一人おばあちゃんと暮らすことに。
女同士の微妙な関係。
親子じゃないけど、他人ではない。
おばあちゃんの手伝いを半ば強制されるけど、その美学みたいななにか、彼女のスタイルを理解していく。
もう一冊あるんだけど、何がどう続くのか?
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水族館ガール7

2020-07-19 12:02:47 | 読書(小説)
木宮条太郎、実業之日本社文庫。
まだ続きが出るとは。
そして、すごい続きそうな感じ。
帯に、「イルカも・ペンギンも・クラゲも」とあって、
表紙絵はクラゲ水槽なんだが、出て来なかったと思うが・・・
あいかわらず、水族館サイドのビジネス部分が面白い。
しかし、今回は辰ばあちゃんがマンガ過ぎて、
リアルさは皆無だが、言いたいことは言ってくれている。
まあそもそも主人公があり得ないくらい全く勉強しないのだが、
それが推進力となっているお話ではある。

コロナ禍で、ラストの須磨水族園に行きそこねたなー。
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秘密結社ペンギン同盟

2020-07-14 22:55:24 | 読書(小説)
鳩見すた、メディアワークス文庫。
性懲りもなく、またこの人の本を読んでしまった。
ぶっちゃけ、くだらない。かなり。
3話あるが、お話は、一貫している。
無駄にホスピタリティがありすぎて、
苦情が来てしまう主人公、犬洗ライカ。
ひょんなことから、ホテルコペンのベルガールになった。
メンバーたちの多くは、人間の姿をしているが、
どうもペンギンであるらしい・・・。
そして、支配人は・・・
支配人、中に、アリクイさんが入ってるんじゃないかと思うくらい、
同じキャラな気がする。
しかし、挿絵がもうちょっと。。。カバーも口絵も一緒だし。
次は沖縄編くらいの勢いで終わった。
見返しのとこ、アリクイは、既刊4巻ってのが気になった
。完結じゃないのか。
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