遊びをせんとや

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大阪市立東洋陶磁美術館 中国陶磁・至宝の競艶 OSAKA光のルネサンス2024

2024-12-19 08:22:23 | 美術館、博物館
そろそろどこかに出かけたい気分だったのと、旦那と忘年会をすべく久しぶりに夜の外食もしたかった。
そこで調べると大阪市立東洋陶磁美術館が新装になって行ってない。どうも中之島でイルミネーションもやるみたい。
川沿いのイタリアンでご飯でも食べたい。ついでに大阪歴史博物館の特別展も観に行きたいと。

3時過ぎに東洋陶磁の前で待ち合わせ。

この日は少し寒かったので完全忘備。アゲハラコート、母の毛皮の襟巻、皮手袋。


上海博物館から持ってきた磁器の逸品。

緑地粉彩八吉祥文瓶


私がとてもきれいな紅色だと思った壺 


アップルグリーンのきれいな釉薬 蘋果緑釉印盒


くっきりした青が美しい


青花雲龍文壺 ユーモラスな龍の表情 どんな人が絵付けしたんだろう。

常設展も観て、やっぱり朝鮮半島の12世紀の青磁が圧倒的に好きかも。

 
   
同じ朝鮮半島でも17世紀くらいになるとなんだか出来上がった感がある。

奈良時代の日本の三彩

これでも整い過ぎるような気がする。


仁清より圧倒的に乾山が好き。


江戸時代の水差し。いい色の飴雄。


いつの時代、どこの国にも焼かれる、楽人の像。


とぼけた馬 どんな人がどんな気持ちで作ったのか想像するのが楽しい。

こうやって惹かれる焼き物の色はそのまま好きな着物や帯の色に繋がっている。

油滴天目茶碗をバーチャルで触れる展示があった。

 


この日はクリスマスを意識して、ウィリアムモリス風小紋、臙脂色に黄色の刺繍がある名古屋八寸帯。帯留に赤いガラスの枝のブローチを付けてみたが、なんだか帯前の模様と被る。

綺麗に柄は出たが帯曲がってますね。


夕暮れの東洋陶磁美術館を出たら、夕陽にきれいなちょっとレトロなビル群。



お祭りのように屋台が並び、見て回るとバラエティに富んでいた。
基本、テーブルは出ているが、椅子は少ないので、オババには立ち飲みはちとハードルが高い。


ジャスト5時に始まった、中央公会堂プロジェクションマッピング。

10分くらいあって、15分毎に繰り返される。ちょっとまだ明るすぎた。


川沿いを歩く。

向かいのレストラン


御堂筋の街路樹の明かり


市役所の壁にライトの動画。


光るタピオカ


光る大阪城


お店の川沿いの紫のライト


久しぶりに観た暮れたきれいな空にそびえるビル群
 
お店はたぶん以前本町あたりにあったOUI

 
3日前くらいにネットで席だけ予約した。案の定返事がこなかったので、電話して確約した。


前菜盛り合わせ。蛋白質源多めで美味しかった。

おまかせサラダ


メインの子羊のロースト


旦那の鴨のロースト


赤のグラスワインが美味しかった。

梅田まで歩いて帰って、老人二人の夜遊びは8時に終了。
先に行った大阪歴史博物館はまた後日。