親との付き合い方 歯のクリーニングとお雛様

週末、実家。
この日は午後から歯のクリーニング。電話しなくてもちゃんとわかっていた。
まずは、冷蔵庫を見ると少しの野菜とソーセージ、牛乳しかない。
卵もコンスタントに減っている。よしよし。

また、少し寒くなったが、幸い、雨は止んでいた。
デイサービスの日誌に「歯ブラシ、歯磨き粉がそろそそ無くなるので新しい物を持ってきてください。」と書いてあった。
母も「コップも一番小さいから欲しい。」と言う。この「一番」というのがみそである。競争心が強い母である。
「どんな色がいいの？」と聞くと「赤」ということであった。

歯科へ着き、診察室に送りこんで買い物へ。
百均で台布巾とちょうどお手頃の赤の可愛いプラスチックのコップがあったので買う。
ドラッグストアで歯ブラシと歯磨き粉を買う。
食料品を調達して戻るとちょうどクリーニングが終わったところだった。30分。
次はいよいよ抜歯だ。

帰宅して、ぱたぱた動く母。元気である。髪のカットもきちんと済ませていた。
ご飯を３合炊くというので、やってもらった。洗濯物も取り入れ、夕刊も取りにいっていた。
私はその間、リビングに寝ころんでしばし休憩。
一緒にバタバタしたら疲れるのである。案外、母のできる事は多い。

コップは気に入ったみたいで、自分でセットしてカバンへ入れていた。
きっと次の日は少し大きくなった赤いコップで「一番小さい」から脱却したことを自慢するのだろうな。

旦那が来る前に掃除機をかけ、トイレ掃除をする。
母が「いつも来るのめんどくさいやろな。」と旦那の事を言う。
私は「一週間に一度、おばあちゃんの顏見るの楽しみにしてるから。」と言っておく。


その日の晩御飯は夕方ちかかったので半額になっていた蛸のモズク和え。カツオのたたき、トマト、ブロッコリ。キハダマグロの山掛け。持参した煮豆。玉ねぎ、シイタケの味噌汁。

母がデイサービスで作ったお雛様

いい色合い。