遊びをせんとや

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名古屋帯を買いに行く ~これから着物を着てみようと~

2023-01-12 06:57:55 | おしゃれ
義母から譲られた物と友達から譲ってもらった着物が少しある。
でも結構ないのが名古屋帯。
ちょっとしたお出かけは名古屋帯が便利
織りの名古屋帯をもらったのでそれで義母の紬(たぶん紬であると思われる着物)を着て締める練習をしてみたが
いかんせんすごく固くできれいに見えない。
もらった最初から固いから結びにくいと聞いていた。あかんかったらテーブルセンターかランチョンマットにしようと思っていたので
諦める。色はピッタリなのだが、、、。


そして、締めやすいリサイクルの名古屋帯の買いに行こうと仕事で南の方に行ったので、帰りに船場センタービルを訪れた。
久しぶりに地階以外に足を踏み入れた。
「せんぶら」と言うそうだ。
着物小物を入れるとかなりの数のリサイクル着物のお店がある。

かなりの数のお店で「紺地」の名古屋帯を探す。紅色の重ね衿も欲しい。
すぐに小物の店で500円の値札の付いた重ね衿を見つける。新品。
レジに持って行くと「はい300円でいいわ」とのこと。「正絹ですか。」と聞くと「当たり前やん。」という返事。
3000円くらいの予算だったのですごくお得。

ネットで正絹の紺地の帯を探したが夏の絽のような物以外そんなに見つからなかった。
しかも現物をみないと素人の私には難しい。

ある店で聞くと2枚出してくれたが、一つは模様が何だかだった。お値段は6000円だった。お手頃。
もう一つは洒落袋帯と言って長い帯だ。これが16500円。柄や色は気に入ったが名古屋帯でないのと予算をかなりオーバーしているので保留。

紺地の帯はあるにはあるが、何だかの手描きだったり、織が今一だったり、やっぱりお値段相当だ。
リサイクルなら探せば1000円くらいからある。5~6000円の予算で探していた。
諦めかけて最初に見たお店で「紺地の名古屋帯あります?」と聞いてみた。
出してくれたものは何だかだったが、ふと目に留まった黒地に流水と桜の花びらの散っている帯が素敵。
新品だった。正絹。地味だが、真っ黒でなくなんとなく茶色がかったというか深みのある黒。
茶色の流水、白の花びらが全面に散っている。柄を合わせなくても締められる。
こういう時は直観で8800円だったが、重ね衿が存分に安かったので「これもらいます。」で即決だった。
そこで洒落袋帯の事を聞くと「二重太鼓しないと結べない。」という返事だったので初心者には荷が重かったので良かった。


一時間余りだったが、何軒もお店を回って、親切に対応してくれるとお店と全く無視というお店もあったけれど、本物を見るということは大変勉強になった。楽しかった。


このいただいた小紋にはぴったり


この重ね衿が300円。これは少し地味になり過ぎるが重ね衿と帯揚げと帯締めをアクセントカラーにしてどうだろう?

やっぱり歌舞伎の老女みたいになるなー。
ま、いいか。素人だし。


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