今年になって毎月関西で歌舞伎が見られるのは嬉しい。
昨年から恒例となった大阪国際文化芸術プロジェクトの歌舞伎公演は松竹座。
いつものように友達に格安でチケットを取ってもらった。
今回は高校時代の友達を誘った。彼女の平日の休みに合わせる。

極寒の日であったが、風もなく、晴れ渡った青空。
なんとお席は花道の真横


この席は少し高くなっていて舞台全体を見渡せて、しかも役者の顏ははっきり見える距離。しかも花道横。
贅沢。
演目
本朝廿四孝 十種香
八重垣姫の舞台である。扇雀の八重垣姫。
改めて、本朝廿四孝のストーリーを調べてみた。なるほどね、これはやっぱり八重垣姫のネバーエンディングストーリーだったのね。
乗るのは龍ではなく、兜だけれど、、、。
歌舞伎らしい本能的、直感型、無邪気なお姫様である。濡れ衣の壱太郎が美しい。

舞台写真は全てWebよりお借りしました。
本物の勝頼は虎之介。上品な凛々しさ。
愛之助が演じるはずだった原小文治を沢村精四郎が演じていた團子の白須賀六郎がまた、かっこいい。
恋飛脚大和往来 封印切
夜の部の狐忠信を愛之助の代わりに演じているので獅子奮迅の活躍の獅童のやつしである。
申訳ないが、やっぱり吉野の大和男には見えない。関東のからっ風が吹いた感じがする。
声も枯れていた。最初の梅川とじゃらじゃらするところの柔らかさが感じられない。すんません辛口批評で(あくまで素人)
ここも愛之助の代役、鴈治郎の八右衛門にあおられて、封印を切っていく狂気の部分はよくなっていった。

ここから死出の旅に出る悲しさは今一かな。壱太郎の梅川に掬われていたと思う。
中車の治右衛門も良かったし、何より扇雀のおえんははまり役だ。
最後の幸助餅
松竹新喜劇などでも上演されていたようだ。
ここは鴈治郎の独壇場。人情話でとても感動した。

中車は雷の役を何度も演じているようで手がたい。

やはり、この人の持つ力がどんどん出てきたようで、顔見世のじいさんばあさんの伊織も良かったし、硬軟取り交ぜて戯曲を立体的解釈する力があり、役どころを掴んでいて確実に上達している。
あとは古典かな?仁木弾正とか是非観たい。
いい幕切れだった。
この日はさすがに、ダークグレーのヒートテックレギンスを履き、ペチコートも履いていった。劇場の中は当たり前に暑かったが。

アゲハラコート、イッセイミヤケのバック。ファーの襟巻。冬の定番。

オークションで一騎打ちで勝ち取った林をモチーフにしたきんきら袋帯。織の帯なので締めにくかったが、大好き。

ちょっとたれが長いな。
久しぶりに歌舞伎を観る友達も楽しんでくれて、良かった。寒くて体調を崩された方が多いのか、前の二席と横の二席はほぼ最後まで空いていた。
昨日の晩御飯は朝から塩麹、レモン、ニンニクのすりおろしでマリネしていった鶏むね肉、祝蕾、どんこシイタケの天ぷら。
天つゆ、キャベツの千切り、トマト。蕪の浅漬け。


祝蕾が美味しかった。胸肉もニンニクが効いて美味しかった。
昨年から恒例となった大阪国際文化芸術プロジェクトの歌舞伎公演は松竹座。
いつものように友達に格安でチケットを取ってもらった。
今回は高校時代の友達を誘った。彼女の平日の休みに合わせる。

極寒の日であったが、風もなく、晴れ渡った青空。
なんとお席は花道の真横


この席は少し高くなっていて舞台全体を見渡せて、しかも役者の顏ははっきり見える距離。しかも花道横。
贅沢。
演目
本朝廿四孝 十種香
八重垣姫の舞台である。扇雀の八重垣姫。
改めて、本朝廿四孝のストーリーを調べてみた。なるほどね、これはやっぱり八重垣姫のネバーエンディングストーリーだったのね。
乗るのは龍ではなく、兜だけれど、、、。
歌舞伎らしい本能的、直感型、無邪気なお姫様である。濡れ衣の壱太郎が美しい。

舞台写真は全てWebよりお借りしました。
本物の勝頼は虎之介。上品な凛々しさ。
愛之助が演じるはずだった原小文治を沢村精四郎が演じていた團子の白須賀六郎がまた、かっこいい。
恋飛脚大和往来 封印切
夜の部の狐忠信を愛之助の代わりに演じているので獅子奮迅の活躍の獅童のやつしである。
申訳ないが、やっぱり吉野の大和男には見えない。関東のからっ風が吹いた感じがする。
声も枯れていた。最初の梅川とじゃらじゃらするところの柔らかさが感じられない。すんません辛口批評で(あくまで素人)
ここも愛之助の代役、鴈治郎の八右衛門にあおられて、封印を切っていく狂気の部分はよくなっていった。

ここから死出の旅に出る悲しさは今一かな。壱太郎の梅川に掬われていたと思う。
中車の治右衛門も良かったし、何より扇雀のおえんははまり役だ。
最後の幸助餅
松竹新喜劇などでも上演されていたようだ。
ここは鴈治郎の独壇場。人情話でとても感動した。

中車は雷の役を何度も演じているようで手がたい。

やはり、この人の持つ力がどんどん出てきたようで、顔見世のじいさんばあさんの伊織も良かったし、硬軟取り交ぜて戯曲を立体的解釈する力があり、役どころを掴んでいて確実に上達している。
あとは古典かな?仁木弾正とか是非観たい。
いい幕切れだった。
この日はさすがに、ダークグレーのヒートテックレギンスを履き、ペチコートも履いていった。劇場の中は当たり前に暑かったが。

アゲハラコート、イッセイミヤケのバック。ファーの襟巻。冬の定番。

オークションで一騎打ちで勝ち取った林をモチーフにしたきんきら袋帯。織の帯なので締めにくかったが、大好き。

ちょっとたれが長いな。
久しぶりに歌舞伎を観る友達も楽しんでくれて、良かった。寒くて体調を崩された方が多いのか、前の二席と横の二席はほぼ最後まで空いていた。
昨日の晩御飯は朝から塩麹、レモン、ニンニクのすりおろしでマリネしていった鶏むね肉、祝蕾、どんこシイタケの天ぷら。
天つゆ、キャベツの千切り、トマト。蕪の浅漬け。


祝蕾が美味しかった。胸肉もニンニクが効いて美味しかった。