ものすごっく暑い日々
できたら一歩も外に出たくない。
以前から観たい展覧会には意を決して行くことにする。
奈良県立美術館。あんまり暑いので海外の観光客は少ないだろうと踏んでいたが、近鉄電車の中にはスーツケースを持った外国人で一杯
そりゃそうだろうなー。未曾有の円安。安全、下手したらその辺に荷物を置いておいても無くならない。食べ物は美味しいうえに安い。
8ユーロも出せばお昼のランチは定食が食べられる。暑さも何のそのって感じ。
さすがに着物は諦めて、リネンのワンピースで。
奈良県立美術館 地味だが、いつも面白い企画展が多い。


入館料は大人600円である。

明治時代の婚礼の打掛。渋い。
平安時代の武士の衣装。狩衣

これは江戸時代の物ではあるが。こんな感じ。狩衣は思った以上に大振り。
その下に着る小袖を昭和になって復元した物


明治時代の振袖。地の紫がくすんでいて渋い。
桃山時代の辻が花の染の小袖裂

白地に紫の模様が美しい
江戸時代の武家の若い結婚した女性の姿

江戸時代18世紀の遊女太夫の打掛

打掛の下に着る間着

朱に袖口、裾から衿に掛けて刺繍がしてある。なるほど。見えるところだけ模様がある。

独特の紺と朱の色である。

明治時代の打掛、黒繻子地。
ここまで観てきて、後の方で展示されている西洋の染料が入ってくるまではくすんだ地色が多い。そこに日本人の美意識を感じる。

間着。裾だけに模様がある。

明治時代の綿に染め

とっても粋
江戸時代の夏物
鼠地絽に龍と富士山に夕立が降っている図の単衣

これは江戸時代後期の着物だけれど、意匠に妙があり感心する。かっこいい。

縹絽地秋草の文様。涼しそう。縹色独特のくすんだ青。

白地の木綿。江戸時代後期。浴衣がいきわたった時代かな?
江戸時代初期の着物を令和の技術で模造してみる企画


江戸時代の着物

麻である。令和の模造


江戸時代18世紀の麻着物

これなんてとても透け感があって素敵。
令和の模造


いずれも模造するのに大変な時間と難しい作業があったようだ。
麻も江戸時代、夏物として出回っていたのだ。
元禄期の友禅。萌葱縮緬。渋い色。

帯

元禄時代の華やかな小袖





文字もちらし始めた

地色の浅黄色がきれいだ。
光琳文様と呼ばれる文様


間着。裾の裏側に扇も模様が隠れている。

振袖。まさに琳派。

綺麗な薄紅色の地色

下前に裾だけに模様があるチラ見せ

これも上部に全く柄がなく裾だけに豪華な文様。


この色も大好き。きっと麻だと思う。前部の模様は薬玉である。文様の遊び心が可愛い。

透ける絹地に秋草模様の単衣
江戸時代武家の女房装束

歌川豊国作 御殿女中図

萌葱繻子の打掛 黒の刺繍が取れているが、それがあれば迫力のデザイン

きっぱりした白麻

帯
江戸時代から明治時代のお公家さんの着物

なんだかモダン。


明治時代に外国の染料が入ってきたのでこんなにくっきりした藍が。

被衣と言うものを着用していたようだ。頭からかぶる着物

ショールのような物も同じ柄。モダン。

かっこいい文様。このまま着物で着たい。わらびの裾模様。

渋いモノトーングラデーション
一階のギャラリーでは「奈良晒 麻から糸へ、糸から布へ」特別展が行われていた。



江戸時代に高品質と言われた奈良の麻の制作過程を映像と、展示で説明。
気が遠くなるような行程を経て、麻は植物から布になる。
ランチはすぐ近くの「ごはんの間」


新築の居住ビルの一階がお店

このセットに

私は天ぷら、旦那はミンチカツ。この二択。1100円なりは安かった。メインは出来立て、美味しかった。
11時開店と共に近くのサラリーマンらしき人たちやおばちゃんや高校生などが食べていた。
あまりの暑さに他に寄り道もせずに電車にのり、ニトリで実家に持っていく簡易洗濯物台を買い、図書館で七緒を借りる。
晩御飯は、何故かがっつり肉が食べたくて、ポークケチャップ風。

温泉卵にトマト。豆腐、ワカメ、シメジのお汁。
洋服姿の自分の姿に下半身豚になっているのに気づき、すっかり着物体形になり、アイスを封印することにした。
猛暑に食欲は全く落ちず。困った物である。
できたら一歩も外に出たくない。
以前から観たい展覧会には意を決して行くことにする。
奈良県立美術館。あんまり暑いので海外の観光客は少ないだろうと踏んでいたが、近鉄電車の中にはスーツケースを持った外国人で一杯
そりゃそうだろうなー。未曾有の円安。安全、下手したらその辺に荷物を置いておいても無くならない。食べ物は美味しいうえに安い。
8ユーロも出せばお昼のランチは定食が食べられる。暑さも何のそのって感じ。
さすがに着物は諦めて、リネンのワンピースで。
奈良県立美術館 地味だが、いつも面白い企画展が多い。


入館料は大人600円である。

明治時代の婚礼の打掛。渋い。
平安時代の武士の衣装。狩衣

これは江戸時代の物ではあるが。こんな感じ。狩衣は思った以上に大振り。
その下に着る小袖を昭和になって復元した物


明治時代の振袖。地の紫がくすんでいて渋い。
桃山時代の辻が花の染の小袖裂

白地に紫の模様が美しい
江戸時代の武家の若い結婚した女性の姿

江戸時代18世紀の遊女太夫の打掛

打掛の下に着る間着

朱に袖口、裾から衿に掛けて刺繍がしてある。なるほど。見えるところだけ模様がある。

独特の紺と朱の色である。

明治時代の打掛、黒繻子地。
ここまで観てきて、後の方で展示されている西洋の染料が入ってくるまではくすんだ地色が多い。そこに日本人の美意識を感じる。

間着。裾だけに模様がある。

明治時代の綿に染め

とっても粋
江戸時代の夏物
鼠地絽に龍と富士山に夕立が降っている図の単衣

これは江戸時代後期の着物だけれど、意匠に妙があり感心する。かっこいい。

縹絽地秋草の文様。涼しそう。縹色独特のくすんだ青。

白地の木綿。江戸時代後期。浴衣がいきわたった時代かな?
江戸時代初期の着物を令和の技術で模造してみる企画


江戸時代の着物

麻である。令和の模造


江戸時代18世紀の麻着物

これなんてとても透け感があって素敵。
令和の模造


いずれも模造するのに大変な時間と難しい作業があったようだ。
麻も江戸時代、夏物として出回っていたのだ。
元禄期の友禅。萌葱縮緬。渋い色。

帯

元禄時代の華やかな小袖





文字もちらし始めた

地色の浅黄色がきれいだ。
光琳文様と呼ばれる文様


間着。裾の裏側に扇も模様が隠れている。

振袖。まさに琳派。

綺麗な薄紅色の地色

下前に裾だけに模様があるチラ見せ

これも上部に全く柄がなく裾だけに豪華な文様。


この色も大好き。きっと麻だと思う。前部の模様は薬玉である。文様の遊び心が可愛い。

透ける絹地に秋草模様の単衣
江戸時代武家の女房装束

歌川豊国作 御殿女中図

萌葱繻子の打掛 黒の刺繍が取れているが、それがあれば迫力のデザイン

きっぱりした白麻

帯
江戸時代から明治時代のお公家さんの着物

なんだかモダン。


明治時代に外国の染料が入ってきたのでこんなにくっきりした藍が。

被衣と言うものを着用していたようだ。頭からかぶる着物

ショールのような物も同じ柄。モダン。

かっこいい文様。このまま着物で着たい。わらびの裾模様。

渋いモノトーングラデーション
一階のギャラリーでは「奈良晒 麻から糸へ、糸から布へ」特別展が行われていた。



江戸時代に高品質と言われた奈良の麻の制作過程を映像と、展示で説明。
気が遠くなるような行程を経て、麻は植物から布になる。
ランチはすぐ近くの「ごはんの間」


新築の居住ビルの一階がお店

このセットに

私は天ぷら、旦那はミンチカツ。この二択。1100円なりは安かった。メインは出来立て、美味しかった。
11時開店と共に近くのサラリーマンらしき人たちやおばちゃんや高校生などが食べていた。
あまりの暑さに他に寄り道もせずに電車にのり、ニトリで実家に持っていく簡易洗濯物台を買い、図書館で七緒を借りる。
晩御飯は、何故かがっつり肉が食べたくて、ポークケチャップ風。

温泉卵にトマト。豆腐、ワカメ、シメジのお汁。
洋服姿の自分の姿に下半身豚になっているのに気づき、すっかり着物体形になり、アイスを封印することにした。
猛暑に食欲は全く落ちず。困った物である。