遊びをせんとや

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食べるということ

2009-01-18 08:51:33 | 日々のあれこれ
今神門さんの「日本の食と農」という本を読んでいる。
まだ完読ではないが
食について

私は本能的な人間なので自分の食べたい物を食べる。
昔弟が下宿する時に人間18歳までに味覚が完成するそうだという事で
ずいぶん心配した。
小さい頃にいい加減な物を食べていると大人になっても味がわからない
という事になる。

実家の母の実家は要するに私の母方の田舎は広島の小さな港の
前の小さな何でも食料品屋だった。今で言えばコンビ二のような店。
特に果物と鮮魚を扱っていたと思う。
私がもの心つく頃はもう商売は畳んでいたけれど叔父や成果卸売り
を営んでいたし、まだ小さな小さな船で祖父は釣りに行ったりしていた。
果物に眼のない私はその田舎の家で一人でこっそりびわの箱食いをしていた記憶が
かすかにある。その至福の時、、、。
冬になるとみかんを一日半端でない数平らげ、手の平は黄色かった。
要するに猿である。今でも果物は当然、アーモンドやナッツ類は欠かさず常備し
ぽりぽり食べている。要するに植物の果実が好きなのである。

海辺に育った母は魚なんてさばくのはお手の物。
小さい頃ふぐをさばいて皮やひれを干していたのを覚えている。
というわけで見よう見まねの私も生協で頼んでいる二週間に一度来る
鮮魚ボックスのカツオなんて来た日にゃ大喜びで三枚におろしてグリルで焼いて
たたきにする。
鯖はきずし(〆さばですね)で次に日に食べる。
生協鮮魚ボックス2000円足らずでその時採れた魚がアトランダムに入って来る
魚福袋みたいな物。魚は選べないけどイカが入っていたりしてバラエティに富む。
うまずらはげなんていう鍋物にしか入らない魚やつばすやさごしが
連続して入ってると少しめげますが、、、。

母の昔から口癖は「出来合いのシュウマイなんてどんな肉入ってるかわからへん
から気持ち悪い!」「外食なんてどうなってるか。自分で作る物が一番安全で
おいしい!」と自信をもって常々言ってました。

で、最近の中国餃子。

というわけで私も子供が小さい頃はミンチ肉も自分で豚肉をたたいてハンバーグなどを作っていた。
練り物は添加物が入っていると思い込んでいたから一切買わない。
缶詰や冷凍食品も使わなかった。当然科学調味料は信用していなかったから
だしは昆布と鰹節でその都度取っていた。○の素なんて食べたらあほになると
いううわさを信じていた。

子供が中学校に上がって弁当になった。初め上の子は「週一パンでいいで」
と言っていたがそのうち「パンはまずいから弁当にして」になり、
あまりに大変なので冷凍食品を買って入れると「まずいから冷凍はやめて。」
と専業主婦を家に置く夫のような要求をするようになった。
下が中学校に入るとさすがの私も折れ生協での冷凍はバンバン使うように
なった。だって弁当三個(ちなみにダンナは冷たい弁当が嫌いなので食堂を
利用している)は量が半端ではない。よって毎日朝5時30分には弁当作り
開始で(でも夜は10時に寝るからえらそうな事は言えない)平日は走る。
当然夕食も作る。

家事の中で料理が一番好きだから何とかなる。がさすが金曜日くらいに
なると息切れする。

今頼っている生協がうそつき生協だったらどうしよう?と時々思う。

今年のオセチは元日の家用は大人数だったのでずぼらで生協の冷凍を頼んだ。

和風


中華



これがまずかった。すべてほとんど酢味。なんで?




2日に行った実家の一種類盛りおせち 



これが正解かな?来年はがんばって手作りでやろう。






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