遊びをせんとや

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とびだせみえの絵本作家たち展に行ってきました。

2022-07-31 08:06:32 | 美術館、博物館
7月締めのお楽しみは三重県津市で開かれている「とびだせみえの絵本作家たち展」に行くこと。

大学時代の友人が絵本作家となりブース展示で作家している。


「ほしじいたけ ほしばあたけ」シリーズ 石川基子さん

コロナ感染も拡大しているし、遊び過ぎだしどうしようと思ったのだけれど、やりたいことはやっておこうと計画実行。

お楽しみの付録①はまずは近鉄ヒノトリに往復乗ること。


12時難波発を予約し、近くのパン屋でサンドイッチを買い、アイスコーヒーを家から持参して車中でランチ。
列車は満席。みな同じことを考えているらしく思い思いにテイクアウトのランチを広げている。

1時間21分で津駅に到着


  

お楽しみ付録②「とびだせ」の会場は駅から結構距離のある総合文化センター。
その途中にある三重県立美術館で「いわさきちひろ展」を鑑賞。


 

地方の公共美術館もとても充実している。
ここも建物が広々として見やすかった。入館料1000円で常設展と彫刻展も観ることができる。

広々としたロビー

別館に続く廊下


「いわさきちひろ」は信州でも観たが地元出身の油絵画家中谷泰の作品もたくさん展示されていて楽しめた。

途中にちひろの絵の中に入り込んで撮影OKなコーナーなどがあった。

  
   
旦那と私

足元の白いスペースを踏むと音の出るコーナー。


   

常設展も充実していて、いいルノワールを観た。

そこから歩いて15分博物館と隣接した総合文化センターの大きな建物が。

この2階で開催されている。


スズキコージさんの原画展が凄くて圧倒された。

これは会期中のライブ作品



 
バチックの作品の色が素敵



 
絵本の原画もたくさん展示されていた。

そして子供たちでいっぱいな作家さんのブース展示。


石川さんと少しお話ができて良かった。お会いするのは20年振りくらいかな。
売れっ子でひっきりなしにサインを求める親子が、、、。サインする石川さん


  

 
手作りのブースは大変だったようだ。

大人二人というのは私たちくらいでもらったチケットは子供たちにプレゼントしてきた。
このチケットで色々夜店みたいに品物を買ったりゲームに参加できる趣向。
文化祭みたい。
会期は本日日曜日17時までです。

この総合文化センターのホールに元永定正の絵が


玄関には


帰りはバスで駅まで戻る。駅前のドトールでお茶を飲んで、というか津と言うところは喫茶文化がないようで駅近にスタバ、コメダどころかカフェが全くと言っていいほど見受けられなかった。

晩御飯は鰻を食べようと思ったのだけれど(三重県は鰻消費率全国一)鰻屋さんはテイクアウトばっかり。
例のごとく旦那が見つけてくれた少し高級居酒屋。陣屋のような建物で個室。いせもん本店。

色々珍しい料理でした。太刀魚のたたきとか。鱧の串カツ。

すごく美味しかった鈴鹿のお酒「作」(ざくと読みます。)


個室の隣で会社員(たぶん)が土曜日というのに自分の仕事や働き方についてまじめーに討論していて「津の人って真面目なんや。大阪人みたいお茶をしばいてうだうだしないんだ。」と納得する。

8時から少し南の湾で始まる花火をあわよくば駅近で観ようと思ったのだけれど、今年は場所も変わり、打ち上げる規模も縮小してあるので音だけ聞こえて全く見えなかった。泊まらなければ無理ですね。

9時前のヒノトリで寝て帰りました。

充実の一日。