遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

お昼ご飯アラカルトと調味料

2024-09-10 07:21:58 | メリハリ充実年金生活
悩ましいのはお昼ご飯だったが、最近は自分の食べたい物を気分に合わせてちゃっちゃと作るようになった。
それに合わせて旦那のお昼のおかずも。何となく離乳食時代を思い出す。


ある日のお昼ご飯、チャーハンが急に食べたくなって、カレーチャーハン。卵スープを添えて。
上には薄焼き卵。


マクドのフィレオフッシュが食べたくなったが、冷凍してあった鰯のフライを自然解凍して、ロールパンにはさんで。
卵も。冷凍カレーのスープ。


ある日は焼きそば。卵焼きを乗せて。焼きそば麺は8割くらい使って、後は麺を冷凍しておく。


昨日は生麺を食べたかったので買ってきてラーメン。出汁は和風出汁にナンプラーやオイスターソース。
これも麺を湯がいて2割程は残して冷凍しておく。キャベツ一杯ラーメン。

と言う感じで結構、麺類や焼きめしが多い。冷凍カレールーも便利である。

ほぼ、作り置きはしないし、冷凍も余ったらするくらいで、その日の体調や気分に合わせて自分の食べたい物を食べる。

調味料はほぼ基本的な物しか買わなくなってきた。
薄口醤油、醤油、酢、料理酒、粒黒コショウ、粉コショウ、中華鶏ガラスープの素、ブイヨン、マヨネーズ、ポン酢、粉チーズ。
ウスターソース、豚カツソース、お好み焼きソース。結構あるか、、、。
ずっと買わなかったが、やっと小さいケチャップ。タバスコ。ほぼ、これくらいである。
韓国調味料は買わないし、辛くしたい時は鷹の爪かタバスコを使う。

昔料理家の大原照子さんの本を読んだ時、年齢が行ってからは本当に少ない調味料でいいと書いてあって感銘を受けた。

それでも麺類をするようになったら、やっぱりナンプラーをオイスターソースは欲しい。
スーパーで一番コスパのいい物を買ってきた。この二つがあると味の幅が広がる。

というわけで、昨日の晩御飯は牛焼肉を細く切って片栗粉をまぶし、ピーマン、長芋、ニラを炒めてチンジャオロース風。
しいたけ、つるむらさきのお味噌汁。自分が前の晩に残したサラダ。


奥村厚一 光の風景画家展 京セラ美術館 

2024-09-09 07:03:37 | 美術館、博物館
この展覧会は始まってから知って、体調を崩していたので、ついつい忘れていた。
9月後半から始まる展覧会が目白押しなので、、、。
和服ブロガーさんの記事で「そうや!いかな。」と思い立ち、日曜日だけれど、最終日、体調も万全。
あまりの暑さに黒のかわり絽を着ようと思った。


村上隆が前日に終わって、ロビーの巨大展示を撤去していた。
10時過ぎに着いたが、結構な人が入っていた。

日展に出品、新制作の最初からの発起人。京都市立芸大日本画教授。私が受験した前の教授だ。

清光 この作品と

浄晨 この作品に
囲まれたらもう身震いした。
ほんまに清浄 絵と言えども空気が違う。


浪 波の表情を限界まで日本画としての線と形にそぎ落とした作品。ある意味モダンデザイン。
このすこーし緑がかったグレーが私の心をとらえて離さない。この色に惹かれて岩絵の具で絵を描きたかった。


この色


川 この川面のきらきらとくすんだ家並みにそこはかとなく暖かい物が流れる。


オランダ風景 一瞬に変わるヨーロッパの空。独特の家並み。


花の原野(アラスカ)


山のスケッチや旅の風景スケッチが盛りだくさん。
小下絵も。

最初から風景の構図がばっちり決まっていて、自然の中のコンポジションのすばらしさを瞬時に発見できるとこは天才だ。
鉛筆スケッチから山の陰影が濃く表現されている。
色鉛筆で一部着色されているスケッチもあり、
私たちが学生時代に描いた絵の原点がここにあると懐かしかった。
高山辰雄に人物画
きっと何度も観に行った新制作の奥村厚一の風景画に魅了された時代だったのだ。


 
   
     
こんな風な旅の風景が何ともほっこりする。色といい、取り上げた構図といい。まるで絵本の挿絵みたい。
軸に表装されていても何の違和感もなく、ここに日本の昔からの絵画の繋がりを感じる。

堪能した。急いで日本画で一緒だった友達にラインを送る。
彼女もこの展覧会の情報は見逃していたみたいでお昼から観に行くの返事にほっとした。
きっと山好きの彼女だから余計に感慨深い物があるだろう。

この日もお昼にはマックス暑く、東山がきれいに見えた。

昼食はいつもの権太呂

 
玄関前のお茶室

お店に風情があり、だいたい待たずに座れるので重宝。蕎麦がダメな私でもここの腰のあるうどんは大好き。

私は天ざるうどん。
旦那は親子丼



この日はかわり絽に麻の帯、帯締めと帯揚げだけは深い緑で秋を感じさせて。唐津で買った陶器のブローチを帯留に。

昨日の晩御飯、痩せたサンマ、大根おろし。レタス、セロリ、ブロッコリのサラダ。温泉卵に長芋のすりおろしに青海苔、めんつゆをかけて巣ごもり卵にように。つるむらさきの胡麻和え。人参、玉ねぎ、薄揚げのお味噌汁。お昼に野菜がほぼなかったので野菜一杯。


せっかくデイゲームで巨人、広島が負けたのに阪神も負けた。

お迎えした着物

2024-09-08 06:42:34 | 着物
お友達から一旦譲りうけた着物

彼女が昔作ってもらった最後の紬の着物だそうだ。
綺麗な浅葱色にお花の模様。付け下げかな?八掛は抑えたオレンジ。
一回も袖を通してないということだった。
綺麗な色。上品。私に着こなせるかな?
着物小物も含めてかなり着物は処分された。その時にお母さんの着物や帯をいくつかいただいた。
これは最後まで取ってたが、着物として着てほしいと。
何年か大切に着て、コートにリメイクするからお返しする約束をする。

もう一枚、縮緬の小紋。しつけ付いたまま。
なかなか私に似合うかなという紫×茶×くすんだ朱の小紋。私が絶対手を出さない色。

こんな帯を合わせて、晩秋に着るのはいいかもしれない。挑戦してみよう。

帯も名古屋と半巾の博多帯をいただいた。

上の名古屋帯は紬と合わせてもいいかも。

ということで縁あって私の所に来た着物。
大切に着よう。楽しみ。

というわけで、今年の秋から冬はとても充実したラインナップだ。
早くもっと涼しくならないかな?

昨日の晩御飯は唐揚げ、ポテト、なすびの素揚げ。キュウリ、トマト、セロリ、モズクの酢の物サラダ。玉ねぎ、マイタケ、豆腐のお味噌汁。


阪神の試合がテレビ中継でない。ラジオを聞きながら就寝。





阪神クラスの岡田監督は担任

2024-09-07 07:12:16 | 野球
今年はシーズン初めに阪神の打撃があまりに低調すぎて、「今年は早々にシーズンも終わったな。」感が漂っていた。
この6月くらいに「シーズンが終わった感」というのは阪神ファンには慣れしたしたんだ感覚だった。

投手陣が良くても全く打てない野手陣に1:0とか2:1で負ける仕合を見た時は落ち込むが
この落ち込むのが前期高齢者にはもったいないので、「プロ野球には興味がない。阪神というチームにそう思い入れはない。」と
自分の感覚に思い込ませて夏に入った。

あーこのまま負けてBクラスか?
と思わせといての8月の大反撃
途中で主軸選手を2軍に落としながら、また自ら2軍行きを希望して、ここまで阪神は生き延びた。
岡田監督は低調な選手は容赦なく2軍に落として、選手を新陳代謝させた。
これに批判的な意見も多いが、、、。

思えば阪神というチームは昔はパンチパーマとか金ピカのネックレスとかが多いイメージがあった。古くは江夏や江本、田淵、若菜など一癖も二癖もある選手が多かった。よく言えば、個性的。悪く言えば我儘というか。よく広島とかと仕合してるとマウンド上で殴り合いになったのを見たこともある。ファンも決して上品とは言えず(私も含めてである)、なんとも言えないやじが飛ぶこともある。

私は昨年までの40年ほど間が空いたファンであるが、昨年の阪神の選手を見てて「おや」と思ったのである。
みんなすごくおとなしいのである。セリーグの試合で見ているとまず、阪神の選手は頭髪を染めている選手が圧倒的に少ないのである。
ツーブロックも少ない。長年沁み込んだ教師目線で申し訳ないが。
西投手と梅野が少し染めてるくらい。今年はそれも目立たない。
つばを吐く選手もガムを噛んでいる選手も圧倒的に少ない。今年は岡田監督もパイン飴もあんまり舐めてない。
主軸の大山選手の立ち居振る舞いが大きく影響していると思うのだが、キャプテンの近本のストイックな姿勢もあるのか。
ちょっとやんちゃな佐藤とか原口くらいで、後はもう本当におとなしい坊ちゃん然なのである。(私基準)
石井にしても森下にしてもどこか朴訥という雰囲気が漂う。木浪や中野は優等生の延長のような。小幡も線の細いオタク系の秀才。
(あくまで私目線)
そして、選手みんなが優しいのである。草食系男子の集まりである。

そんなチームを率いる担任はちょっとはっぱをかけるぐらいの人でないとあかんのでは?(あくまで素人考え)
岡田監督の風貌が私の弟に似ているので家では「〇〇ちゃん(弟の名前)」と呼んでいるのだが、あんなにベンチで表情が顔に出る監督も珍しい。チャンスで打った時には白い歯を見せて手を打って喜んでいる。
ハマの番長も神宮のモアイ(すみません、あくまで私個人の感想です)も怖いくらい顔に表情が出ない。
「〇〇ちゃん」はインタビューでも押さえているけれど、、、。
そんな「〇〇ちゃん」に批判も多いだろうけれど、この人でない最近の阪神の猛打爆発は生まれなかったのではないか?
二軍の容赦なく落として新たな選手に活躍の場を与えることにもなるし、そんなおとなしい気持ちの優しい落とされた選手を奮起させるにはこの方法しかなかったのでは?(あくまで素人の考えです)

というわけで久しぶりにこの4連勝は阪神ファンにとっては嬉しい限りである。
大昔一緒に阪神ファンサービスデイに行った友達は「そんなん、優勝した次の年は悪くて当たり前。Aクラスなら儲けもの」と大物然と言いはった。人間できてはる。筋金入りの阪神ファンだ。

昨日は神宮の7会裏のヤクルトの攻撃の東京音頭で阪神ファンが黄色と黒のツートンの傘を降って乗ってたのがものすごく可愛かった。

この写真は4年前の神宮の写真で、Web他ブログよりお借りしました。
いつでもどこでも楽しそうに応援している阪神ファンが私は好きだ。
セリーグ4チームが凌を削る戦いをこの時期にしているのは日本のプロ野球上、喜ばしい限りである。

でも優勝してい欲しいな。

昨日の晩御飯は実家ご飯。キハダマグロの山掛け、かつおのたたき、サーモン、トマト。チンジャオロース風の牛肉炒め。ゴボウ、人参きんぴら。小松菜のお汁。






紬の単衣を家で洗ってみた

2024-09-06 06:21:31 | 着物
6月に単衣よ単衣と言いながら買ってしまったモスグリーンの単衣
明るい所でよく見ると衿山はもちろんのこと、袖口、裾が薄汚れている。
幸い、目立つところに大きなシミはない。でも全体が薄汚れているのが解った。
裾は擦り切れている。
1000円以下の買い物だったので、どうしようかと考えあぐねている間に夏も過ぎようとしている。
最初から解いてワンピースにしようかと思ったが、色も柄も気に入っている。
これから単衣を着る期間も長くなりそうなので貴重な一枚。
この値段なら家で一度洗ってあかん買ったら解いてワンピースと思って着物ブログを参考に手洗いしてみることに。
気をつけるのは30度くらいのぬるま湯、中性洗剤、ほんの短時間の脱水、生乾きでアイロン。
そのポイントだけは押さえた。
あとはアクロンを使い、汚れている部分にはカラーブライトを思い切って使った。
普通のおしゃれ洗いの手洗い。
5分くらい洗剤とカラーブライトに漬けて、三回くらいゆすいで、ネットに入れて20秒くらい脱水。

ガンガン暑い時期ならそれも億劫だったが、湿度の低い少し涼しくなった時期はいいかもと。
衣文にかけて、日陰に干した。


1時間半くらい干したらさすがに半乾きになってきた。
慌てて、基本裏から、高温であんまり滑らせないように押すようにアイロンをかけた。
生地が二重以上になっているところはテカリが出るので当て布をした。まだ半分濡れている状態なので結構高温でかけた。

衿は広衿なので表から当て布をして。袖も。

全体がきれいになったら、衣文にかけて室内で干した。


薄汚れていた全体がすっきりして、袖口、裾はきれいになった。
さすがに衿山の皮脂汚れはきれいになはならなかったが、かなり薄くなった。

計ってみると身丈が150㎝くらいしかない。擦り切れた裾を5㎜くらい短くして縫い直そう。
幸い、裄が66㎝あったので良かった。袖丈が45㎝と短く、縫込みが4㎝くらいあるので伸ばそうと思う。

という訳ですっきり蘇って良かった。
私の雑なダメもと手洗いなので決しておススメはできないが、一度やってみたかったのですごく満足した。

昨日の晩御飯は、がっつり食べたかったので豚のスペアリブ、同時にオーブンでジャガイモ、人参、ブロッコリーも焼いて。
玉ねぎ、シイタケのお味噌汁。冷奴。けんちん汁に入れて美味しくなかったのできんぴらにした蓮根。

久しぶりにビールで乾杯。美味しかった。





しじら織のワンピース

2024-09-05 06:30:53 | ハンドメイド
帯状疱疹の薬を服用して3日目
劇的に痛みがなくなった。午後からも大丈夫だった。
午前中はしじら織のワンピースの仕上げにかかった。
150㎝の長さと見本の60㎝の生地を継ぎ合わせての簡単ワンピースだったので出来上がってみるとなんだか巻頭衣みたいになる。
しかも後ろも前も格子の縞柄が全く合ってなくて変。
紺色のリボンでも継ぎ目に付けてみようと写真にペイントで試してに追加してみた。

ちょっとましになるかな?
今回は右側だけポケットも付け、着心地は生地が薄くて柔らかくて涼しいので期待通り。
去年作った緑のリネンのワンピースは夏中着たおして洗濯機で隔日にガンガン洗って干したのですでに色が変わってきている。

来年はこのワンピースでしのごう。

お昼は焼きめしを食べたくなって


眠気が来たのでお昼寝して、録画したテレビを観て、晩御飯。

焼き鮭、トマト、大根おろし。つるむらさきの胡麻和え。薄揚げ、蓮根、ゴボウのお汁。ちりめん山椒。
ついに一杯だけジントニックを飲んでしまった。



いつのまにか季節はうつり

2024-09-04 06:35:00 | 日々のあれこれ
少し日差しが柔らかくなり、午前中は曇り空だったので美容室までシャンプーカットに歩いて行く。
通り道に百日紅のはっきりした赤い花が満開

 
好きな色ではないが、視界のアクセントになっていい。

小さい畑に咲くオクラの花

ネットで調べると朝咲いて夕方にはしぼむそうだ。大きなオクラがなっていた。

ムクゲも満開になっている。


伸びた髪をすっぱり短めに切ってもらって、帰りはセブンイレブンで金のシリーズの冷凍マリがリータピザを2枚買う。
この前は夕食に試しに1枚買ってみたが美味しかったから。クワトロフロマッジョも食べたかったが、なかった。
体調の悪い時は食べたい物を食べるようにしている。


 
これに簡単なサラダで十分。

午後からAmazonprimeで「飛んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」を観る。
ひとしきり笑った。
前日にぼ~としたので、この後は途中のワンピースに取り掛かる。
気分よく進むが、また耳下が痛い。なんだか炎症が起こっているのが解る痛さだ。
抗生物質は2日目なのでまだ四六時中効かないようだ。午前中は痛くなかったのに、、、。
ワンピースは襟ぐり、袖ぐりの難しい部分をクリアしたが、被ってみると頭がぎりぎり。
後ろの割れ目をもう少し深くすることにする。後はいい感じに仕上がってきている。

昨日の晩御飯は、チキンと野菜のルクルーゼ焼き。半分醤油、半分塩麹に漬けておいた鳥もも肉。
なんだかパサパサして美味しくなかった。これは肉本来の味。人参、ジャガイモ、長ネギ、ブロッコリーは美味しくできた。
モズク。しいたけ、玉ねぎ、薄揚げのお味噌汁。

ロキソニンを飲んで熟睡。



そうきたか帯状疱疹

2024-09-03 06:46:57 | メリハリ充実年金生活
週末、なんだか左耳下のチリチリの間隔が狭くなったような気がする。
痛みも鬱陶しい。
それでも何かしていないと気が紛れないので、しじら織のワンピース制作に没頭した。
何度も共布で作るボタンループを失敗しながら試行錯誤してやっとできた。
端のジグザグをやっと縫い上げ、見返しにギリギリ余っていた芯材も貼った。

週明け、朝、意を決して、昔子どもたちがよくお世話になった少し離れた耳鼻科に行く。
カルテを調べてもらうとなんと平成8年が最後だった。27年前、38歳の時が最後、なんと。
開診30分前に着いたので余裕の一番。
初代の先生ではなく、娘さんが診てくださった。

やはり、腫れもないので「帯状疱疹かもしれなから、抗生物質を4日間飲んでください。それで効けば帯状疱疹です。変わらなかったら
もっと大きな病院で検査してください。」とのこと。
そうか、そうきたか。帯状疱疹。
片側だけ痛い。チリチリする。だんだんとひどくなる。そうかもしれない。
思えば暑さと週二回の実家通いと月命日と理事会で立て込んでいて疲れていたのは確か。
おまけに着物で佐川美術館にも行ってしまったし。
そして、痛くなる前になんとなく、気分的にも落ち込んでいた。
痛くなってからはなんだか前向きだったけれど。
その落ち込みに漬け入れられたか。

薬局で薬を渡されて「やっぱりお酒飲んだらダメですよね。」と聞く私。
「そんな状態じゃないでしょ。安静にしてくださいね。」とビシッと一言。
当たり前か。

てくてくと歩いて帰って、薬をまず飲む。
ソファで溜まったテレビドラマの録画を観る。「ブラックペアン」「団地の二人」「おいち」
ついでにBSでやっていたディカプリオが演った「ジョン・エドガー・フーバー」を見入ってしまった。アメリカのFBIを作った初代長官である。副長官クライド役のアーミー・ハマーってこういう役をやらせたら本当に上手い。

お昼ご飯に食べたかった旦那のアップルパイのようなパンを横取りして、昨日の残りのチンジャオロース風の牛肉、少しのご飯、残したお味噌汁。食べたい物だけ食べた。

ゴロゴロしてたので食欲もなく、少し値が下がったサンマ、大根おろし、トマト。豆腐、しいたけの玉吸い。つるむらさきの胡麻和え。

サンマが少し美味しくなってきた。お酒はなくてもなんともなかった。一週間くらい禁酒。
夜、ロキソニンを飲んで熟睡。1日薬を飲むと夜痛みが引いた。
やっぱり帯状疱疹。

舟越桂さんのこと

2024-09-02 07:26:05 | 美術
舟越桂さんが亡くなった。
不覚にも8月の芸術新潮を図書館で借りて初めて知った。

新・美の巨人のテレビで取り上げられていた。

舟越桂さん、大好きな彫刻家だ。
独特の人物像
そして異形の生物を木の彫刻で作る人
その作品は色々なところで不意に遭遇した。

ふと本棚を探すとありました。

なんて優しいおもちゃなんだろうと。
桂さんが自分の子供たちに作ったお手製のおもちゃの数々


そしてこれも
この本を買った時は少し難しかったけれど、手元に置いておいて良かった。
また読んでみよう。

芸術新潮を読むと舟越保武さんの次男とあった。
そうや、お父さんの保武さんの彫塑に私は感動したんだ。
長崎の旅で観た「原の城」
その時のブログはこれ

島原、長崎紀行 おまけ ~旅の終わりに~ - 遊びをせんとや

この旅はこの美術館にある舟越保武の「原の城」の像に導かれた旅だったんだろうか。写真はお借りしました。数年前に国立国際美術館で出会ったこの像で私は「原城」の存在を...

goo blog

 


そうだったんだ。
舟越家はキリスト教の洗礼を受けている。
宙に浮くマリア像を作ったのは舟越桂さん

画像はお借りしました。
北海道函館の教会にあるトラピストの聖母子像

お父さんが長崎に作った長崎二十六殉教者記念碑

この画像もWebよりお借りしました。
2年前の長崎旅行では行けてない。

そして、弟さんは抽象の彫刻
思いを自由な形にできた弟さんに桂さんは嫉妬心さえ覚えたそうだ。
弟さんも若くに亡くなっている。
そしてお姉さんは絵本のすえもり文ブックスの末盛千枝子さん

観た人の視線を捉えて離さない、唯一無二の桂さんの彫刻
もっと生きてはったら現代の仏像を作っただろう。
あっ違うか、キリスト教像か。
今、箱根の森美術館で展覧会をやっている。観に行きたい。日帰りでもいい。

昨日の晩御飯は4割引きになっていた鹿児島黒毛和牛を使ってチンジャオロース風炒め。久しぶりに美味しい牛肉を食べた。
モズク、海老の酢の物。冷奴。冷凍してあった山椒を使ってちりめん山椒。玉ねぎ、シイタケのお味噌汁。

お味噌汁は残してしまった。母に似て来たかな?




この度正真正銘コンプリートで

2024-09-01 07:15:23 | 着物
ほんまに何回めやねん!という感じやけれど、ほんまにこれで終わりです。
今年の着物コンプリートです。

言い訳その①
あまりにも暑くて、夏は着物はと思っていたが、夏着物の沼にはまってしまった。
まず、手に入りやすい絽着物や旅先で出会った紗の着物が手に入ったが、小千谷縮が欲しい。
来年の予算に組み込むことにした。

言い訳その②
新たに誂えるのはめっそうもないが、夏着物自体がきれいな状態でリサイクルに出て来るのはまれである。
絽を何枚か手に入れた8月後半に入って、小地谷縮のわりと状態のいいリサイクル品がオークションに上がるようになった。
一度、入札したが、どんどん値があがって、早々に諦めた。入札状態を見ると私を含めて4人くらいが争っていたので、このまま続けると無駄に値があがると踏んだ。このあたり、年金生活者としては冷静なのだ。勤めていた頃なら競っていたやろなと思う。
この小地谷縮は明るいブルーの地に白い模様が入り、衿裏に少しシミがあったが、サイズがピッタリだった。

言い訳その③
小地谷縮、私は無地が欲しいのである。しかも渋いモスグリーンが欲しい。すでにネットで生地も見つけて、木村呉服店でお仕立て代も調査済みである。縞も小紋も要らないのであった。オークションで競らなくて良かったのである。
閲覧内容からおススメが当然、出る。とある見慣れない出品店から「新品小地谷縮抹茶色無地」というのが目に入った。
実は以前からお気に入りには入れていた。競った小紋ブルーの小地谷縮を購入していたら、これはウォッチリストから消去していたと思う。
お値段はすでに決まっている。「値引き交渉は質問から」となっていた。私が考えていた来年お仕立ての生地よりまだ安い。でも諦めたオークションの3倍はする。質問から「値段交渉」を送ってみるが、返答なし。ウォッチリストには5人あったので当たり前か。
ここで、色々考えたが、来年お仕立て込みの半値以下のお値段なら今か。色は見れば見るほど私の好みに近い。サイズもぴったり。身丈は10㎝ほど縫込みがあり、裄も出せる。小地谷縮は洗うと縦に縮むとあったので来年以降洗って必要なら身丈だけは十分伸ばせる。居敷当てはついている。広衿。むー。迷った末に最終日の夕方、落札した。してしもた。

で、来たのがこれです。

逆光ですが、新品でした。居敷当ても十分付いている。透ける心配はない。
思いのほか、サイズはたっぷりあるような。色もうっすらグリーンがかったベージュ。
もう、この色に惹かれるのよねーやっぱり。

合わせてみたコーディネートその①

誰かが落札して何故か再度出品されていた麻帯。これはお安く手に入った。

ゆりざくらさんで買った帯揚げでコーディネートその②

船場センタービルで1000円で買った緑が少し褪せて茶色に自然グラデーションしている普通の帯締めに上の唐津焼きの帯留をしてもいいかな。衿はやっぱり生成りの普通の。
これかな?

調べると小地谷縮は6月から9月まで着られるとのこと。ただし、帯は季節先取なのでほんまは麻の帯は9月には?やねんけどいいねん。

自分でも不思議なくらい、これでオークションを徘徊することもなく、満足した。ほぼ、オールシーズン賄える。
本当に着物コンプリート。
それにしてもこの暑さなので9月でもお茶のお稽古は絽や小地谷縮で行きそうだし、10月は完全単衣な感じするし、袷を着るのは半年ぐらいな気がする。相変わらず、紬ばかりで、やっぱり訪問着や付け下げには目が向かない。いいか。

昨日の晩御飯は、イワシのフライ、千切りキャベツ、しし唐。つるむらさきの胡麻和え。モズク、糠漬けキュウリ、オクラ、シラスの酢の物。長芋、玉ねぎのお味噌汁。


昨日で暑い8月もやっと終わった。