気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

世界遺産 平城宮跡を散策・近鉄奈良線(奈良県)

2022年05月15日 | 近畿日本鉄道
世界遺産の平城宮跡は広大な敷地が広がっています。発行されている散策案内マップによりますと、めやす時間として主要な各ポイントを一回りする移動だけで1時間近くの所要時間になっており、各所でゆっくり見学や景色を楽しもうと思えば更に1時間近くの計2時間ほど必要との記載がありました。

まず車を駐車場に置いてから第一次大極殿の方向を目指しました。天皇の住まいである内裏が右手にあって、その後方に第一次大極殿の大きな建物があります。


その先を少し進んで後方、奈良市内方向を振り返りました。右手に階段のある基壇が見えますが、これは第二次大極殿の復元された基壇です。写真左奥に東大寺大仏殿の三角の大きな屋根が見えて、その上方に広がる芝山は山焼きが行なわれる若草山です。


今年の3月に復元工事が完了した大極門です。奈良時代前半に国家的な儀式が行なわれた特別な空間である大極殿院の正門です。正面奥は第一次大極殿です。


大極門の西側に回って東方向、奈良市内方向を見ました。素屋根が見えますが次に予定されてる「東楼」の復元工事に使用されます。


朱雀門方向を目指します。朱雀門前を近鉄特急が通過して行きます。この時、朱雀門には修学旅行でしょうか、中学生風の生徒の集団が見えました。


朱雀大路へ進んで朱雀門の正面から平城宮跡内を見ました。真正面が大極門で、その後方に見える大きな屋根は第一次大極殿です。朱雀門、大極門、第一次大極殿の三つの主要な建物は、同一線上の一直線に並んでいます。

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DD51形ディーゼル機関車

2022年05月11日 | JR貨物/甲種輸送
国鉄時代に幹線から蒸気機関車を廃止する「無煙化」によって、1962年(昭和32年)から1978年(昭和53年)までの間に、649両が製造されました。そしてSLに置き換わって旅客列車や貨物列車の牽引で活躍しました。しかし、この「DD51」も登場から60年を経過して、現在は数える程しか残ってない様です。

この「DD51」は国鉄の路線から『SLを蹴散らして廃止に追い込んでしまった!!!』としてSLファンからは目の敵にされてた事がありました。 『そんな事言われても ワシャ知らんがな』と DD51のボヤキが聞こえてきそう・・・・

2011年7月から2017年9月までの間に、JR関西本線と三岐鉄道の貨物線が乗り入れてる富田駅(とみだえき)へ何度か訪れて撮りだめした「DD51」をまとめました。この時のフォトチャンネルも新規追加致しました。

三岐鉄道の東藤原駅(ひがしふじわらえき)横に在る太平洋セメントの工場から貨物列車が資材を運んできて、富田駅でJR貨物にバトンタッチされて全国へ配送されます。数少なくなった「DD51」もJR貨物の愛知機関区に6両が所属し、四日市エリアを中心に貨物列車牽引で活躍してた様です。最新の “生存状況” は確認出来ませんでしたが、既に引退した車両もあるかも知れません。

JR貨物のDD51に機関車が付け替えられました。




国鉄時代の雰囲気が漂う跨線橋が現役でした。








重いエンジン音を響かせながら、DD51重連の貨物列車が通過します。








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JR名松線 伊勢奥津駅(三重県)

2022年05月10日 | JR東海エリア
三重県を走るJR名松線の終着駅の伊勢奥津駅(いせおきつえき)です。この名松線は三重県の名張市と松阪市を結ぶ予定で計画されたので、両都市の頭文字から名松線と名付けられました。しかし同区間に現在の近鉄大阪線と山田線が先行して開業した事から、名張迄延伸される事なく伊勢奥津駅が終着駅となり未成に終ってます。

つる草が絡まったSL時代の給水塔が残されており、単式ホーム1面1線を持つ無人駅になってます。


給水塔の手前にはコンクリート製の水槽の様な構造物がありましたが、どの様な働きをしてたのでしょうか。


上記水槽の様な構造物の写真を撮った時の背後を見ると、「エ」のマークを刻印した様なコンクリート柱が目につきました。


SL時代には終着駅に到着したSLは折り返し運転の為、方向転換する必要がある事からこの広場には転車台が設置されていたと思われます。給水塔を主にして、SL全盛時代には重要な働きをしていたと思われる名残が点在してました。
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大阪・奈良・京都を結ぶ 観光特急「あをによし」(奈良県)

2022年05月05日 | 近畿日本鉄道
2022年4月29日から近鉄奈良線と近鉄京都線を走る新しい観光特急「あをによし」の運行がスタートしました。「あをによし」とは古都・奈良にかかる枕詞で、奈良の都の美しさをイメージして命名された様です。大阪難波駅を発車した「あをによし」は近鉄奈良駅へ行った後、折り返して京都駅迄を約1時間20分程で結んで走行しています。

私は平城宮跡内で朱雀門の前を走行する列車を狙いました。この列車は京都駅を発車した大阪難波駅行きで一旦、写真左方向の近鉄奈良駅に向かって走行します。




10数分後に「あをによし」が折り返してやって来ました。


写真左の中程に山焼きが行なわれる若草山が見えます。
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