ラジオ放送局のスタジオには,
マイクロホンと机、アナウンサーや声優などがおります。
番組のプロデューサー(ディレクター)や音声エンジニアは、
大きなガラス窓でスタジオ内が見えるようななった
隣の副調整室の
音声卓の前に座っています.
副調整室で番組として仕上げます,
主調整室に音声は送られて、送信所からラジオ電波として,
放送されます.
このラジオ放送局に音声信号よりはるかに高い周波数の
映像を持ち込んだのがテレビジョンです.
番組のセットと,出演者が演技をするスタジオに
広いガラス窓でスタジオが見える副調整室が
あります.
この副調整室には、プロデューサー(ディレクター),映像技術者
音声技術者、照明技術者などスタッフがおります.
この副調整室で仕上げた番組は主調整室に送られて,
STリンクで大阪生駒山頂の送信所へ送られて
テレビ電波として放送されます.
… … …
映画は,最初手回しの動画撮影機から出発します.
しばらく,無声映画、活動写真として始まります.
音声のことは考えていません.動画が驚異的なものだったのです.
やがて、活動写真も音声のことを考えて,トーキー映画が世に出ます.
映画はまず映像(動画)があって、後から音声が出現します
音声に対して映像は先輩なのです.
映画スタジオでは、映像が主で,音声は従という雰囲気でした.
… … …
音声を扱っていたラジオ局に,
映像が入ってきたのがテレビジョンです.
テレビのスタジオでは、映像と音声は
主従というより対等に扱われている雰囲気です.