生テレビドラマでも,出演の俳優さんの衣装替えや
メークアップの手直しはありました。
スタジオの片隅に畳を敷いて
、
目隠しに屏風を周りに立てます.
衣装替えの俳優さんは、
生本番中に屏風へ駆け込んできます.
中には衣装係の女の子が居ます.
和服の場合は,屏風に駆け込む前から
帯を緩めています.
そして、女の子に洋服を着せてもらいます.
メークアップを別の化粧係の女の子が
手鏡を俳優さんに見せながら
キビキビと直します.
あっという間に、衣装替え,メーキャップを終わって
次のセットへ駆け込んでいきます.
… … …
この衣装替えの畳と屏風は,
完全に目隠しはできません
中がある程度見えます.
下着の女優さんが見えることがありました
その女優さんを見たから
どうというものでもありませんでした.
歌舞伎の舞台でも,早変わり二役、四役など、
早変わりを売り物にした芝居があります。
早変わりの歌舞伎俳優が下手袖に引っ込むと,
衣装係はまず俳優さんの衣装を脱がせます
そして下着のままの俳優さんは地下に降ります。
そこから花道の下を走っていく間に途中に
次々と着物を持った衣装係が何人か並んでいます.
次々にその衣装をつけて最後にカツラをつけて、
花道の出に間に合います.
あまりの早業に場内の観客はどよめきます.
… … …
生テレビドラマは衣装替えで
ドラマをストップすることはできませんから
衣装替えのある生ドラマの場合は、
その俳優さんを含めて事前に衣装替えの時間を:計算して
本番に臨みました。
スタッフの前での衣装替えに
俳優さんはなんて抵抗も感じていませんでした