初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ビデオテープレコーダー

2010年09月26日 22時09分00秒 | Weblog


ビデオテープレコーダーについて

ビクターのVHS(ビデオ・ホーム・システム)が

世界に広まっていきました.

このテープレコーダーの開発の苦労は,

NHKの「プロジェクトX」で

紹介されていました.



VHS方式のレコーダーと同時にソニーからβ方式の

ビデオレコーダーがありました。

両方式ともカセットの大きさが違うだけで

内容はよく似ていました.





録画するカラーテレビ信号には、映像,音声のほかに

色信号を扱う信号があります.

色信号は、副搬送波(サブキャリア)が担当しています.

副搬送波は3、58MHz=3、579545MHzと

非常に周波数が高いのです.

この高い周波数の信号は、

ビデオテープに録画できません.

そこでこの高い周波数を

録画可能な低い周波数の信号に変換します.

サブキャリア低域変換と

巧妙な方式が考えられました.





そのほか音声では,固定ヘッドで再生します.

ヘッドとテープの相対速度が低いため

映像に比べて音声が悪すぎました.

その後、音声をFM変調で録画する方式になって

音声がスッキリ再生されるようになりました.

             … … …

はじめはビデオレコーダーが、β方式,VHSと

2つの方式がありました。

標準としてどちらか1つに決まれば良いのですが

              … … …

ビデオレコーダーが普及すると,

レンタルビデオ店が現れました.

店内の棚に,β方式と

VHS方式のレンタルビデオ

が並んでいました.

            … … …

しばらくして、レンタルビデオは

VHS方式のビデオがどんどん増えていきました.