初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

映画のアクションダブり

2010年09月17日 23時00分32秒 | Weblog


映画スターによるテレビドラマ録画は

順調に進んでいきました.

最初,ADさんの秒読み

「5,4,3,2 …」

でシーン撮りが始まる,テレビスタイルに戸惑っていました

何とか、映画現場のカチンコ、スタイルで行われないかと

言っていた俳優さんも、テレビスタイルに馴染んできました.




映画のミッチェルキャメラ並みのボリュームの

テレビカメラ3~4台(マルチカメラ方式)が

ドリーに乗ってスムーズにセットの中を動いていきます.

最初,どのカメラが自分をとらえているのか

映画スターさんはまごついておられました.

映画スターさんを撮っているカメラは,

カメラの上に赤いランプ(タリー)がつきます

そのカメラのレンズを見れば,

アップかバストショット、ミディアムショット

わかるようになってきます.

映画スターさんは演技の中で

赤いランプのついたカメラを

意識されるようになりました.




映画ではアクションダブりという

独特のカット撮りがあります.

右手で茶碗を持ち上げる俳優さんのバストショットを

撮影します

次につながるミディアムショットの撮影でも、

右手で茶碗を持ち上げるアクションを繰り返します.

編集の段階で,そのアクションの途中のところで編集すると

俳優さんの右手で茶碗を持ち上げる途中で滑らかに

バストショットとミディアムショットが

つながります。

                   … … …

テレビドラマはそのシーンを連続で録画しますから

カメラをどのアクションで切り替えても、

アクションは滑らかにつながります。

アクションダブりの特別な手法はテレビではありません.