28日のニュース報道では、日本の国債の格付けが1ランク下がったと、一斉に報じています。
それより先に、財務省は、全国財務局長会議を開き、全体の景気判断は、前回の「持ち直してきている」から「足踏み状態となっている」に下方修正しました。同じ日に日銀では、景気の先行きについては、「景気改善テンポの鈍化した状況から徐々に脱し、緩やかな回復経路に復していく」と良い方に修正しています。
いずれも読売新聞の同じ日の記事です。一方、国際通貨基金(IMF)は日銀と同様に上方修正をしています。
景気の見方も、何処に焦点を当てて見るかによって結果が異なります。経営士・コンサルタントが企業を見るときにも、企業の置かれている環境や状況に応じて、同じ経営士・コンサルタントが、白黒まるっきり逆な判断をすることがあります。
何事も、どのような切り口で見るかによって異なって見えると言うことを意識していないと、先入観で者を見てしまいます。
会員からの新しい相談があり、その対応をしました。
■■■ 新幹線理論 ←クリック