経営コンサルタントへの道

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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院1 三十六歌仙の客殿

2022-02-25 07:44:58 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院1 三十六歌仙の客殿

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

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■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院1 三十六歌仙の客殿

   実光院 じっこういん     https://jikkoin.com/

 京都市の洛北エリア、大原にある実光院は、三千院を通り過ぎた奥にあります。三千院ほどの知名度はありませんが、是非訪れたいお寺さんで、庭園美を愛でることができます。

 

 寂源上人が声明(しょうみょう:仏典に節をつけた仏教音楽)を伝承する為に建立した天台宗魚山大原寺勝林院の子院です。

 その庭園は2つにわかれています。心字池を中心にした池泉観賞式の「契心園」と、散策することができる池泉廻遊式の「旧理覚院庭園」がとあります。

 福寿草、カタクリ、イカリ草などの春の花にはじまり、約120種の山野草が四季折々に花を咲かせ庭を飾っています。特に十月中頃より咲き始め、翌年四月まで咲く不断桜(ふだんざくら)は必見といわれています。十一月には紅葉と桜、冬になって雪が降れば、雪と桜を同時に楽しむことができることもあります。

 

 失礼ながら、知名度も三千院などと比べてそれほどではないお寺さんでしたので、拝観の時間を充分に取っておかないスケジュールでしたし、客殿に重要なものが展示されていることも知らず、すぐに庭園に降りてしまいました。あとになって、じっくりと時間を取って展示物を拝見すべきだったと後悔しました。

 

■■ 三十六歌仙の客殿 ■■

 

 三門から入ると正面に見えるのが客殿です。ここでは、抹茶のサービス(有料)もあり、池泉式庭園「契心園心字池」を眺めることもできます。

 現在の建物は1921年に再建されました。欄間には江戸時代中頃に狩野派の絵師が描いた『三十六詩仙』が飾られています。

 様々な場所でのディスプレイ上だけでなく、床の間にある楽器は、声明の研究・研鑽の為に実光院の歴代住職が収集したものです。

 

三門から客殿を望む

 

切妻の立派な屋根

 

四季折々の花で知られる実光院らしく

玄関脇に季節の花が植えられていました

 

現在の建物は1921年に再建されました。

 

 客殿内、床の間にある楽器(左)は、

声明の研究・研鑽の為に実光院の歴代住職が収集したものです。
この楽器は、「編鐘(へんしょう)」といい、
 中国の雅楽で用いられていた

音律の基準音を定める楽器(復元品)です。
 

磬石(けいせき)
 香川県の讃岐石(サヌカイト)で作られた

声明((しょうみょう:仏典に節をつけた仏教音楽))を

練習するための楽器です。

 

 欄間には江戸時代中頃に狩野派の絵師が描いた『三十六詩仙』が飾られています。
 

 

仏頭と古代楽器

 

抹茶も振る舞われ、庭園を鑑賞もできます

 

珍しく参拝客の姿がない額縁庭園をみつけカシャリ

 

縁側の奥に手水鉢(次写真)が見えます

 

手を洗うという日常使う物にも

和の心が造形美をもって配されています。

 

<< つづく >>

https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/4947d27a2737f8e7effdc3600ebca510

 

京都 大原 実光院1 三十六歌仙の客殿

https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a9b6c7c974bb69a954ddd8a09637c707


京都 大原 実光院2 池泉式庭園「契心園」

https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/4947d27a2737f8e7effdc3600ebca510


京都 大原 実光院3 茶室「理覚庵」とそこへの道 

https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/0e3415b381fa8f065e67a158812ea7d2

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 

 


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