kenharuの日記

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メジロの激減

2013-12-29 | 野鳥
今朝は冷え込んだ。
庭のバードフィーダーの下に、初めての霜柱が出来た。


この冬はメジロの姿が少ない。
フィールドでは僅かに見かけるが、街中や庭には少なくて、メジロ特有のピーという細い声を聞くのは、せいぜい数日に一度ぐらいしかない。

だから、バードフィーダーのお客は、スズメとヒヨドリばかりだ。

一番左がスズメの自動給餌器で、種子を入れてある。
その右の皿には、賞味期限切れのジュースを入れてあり、主にヒヨドリが飲む。
屋根つきのメジロ御殿にはバードケーキがあって、メジロ様専用。狭い格子の間を通れるのは、小柄なメジロだけである。
しかし、ちっともバードケーキが減らないので、そろそろヒヨドリに下げ渡そうかと思っている。

前の冬は、西日本のメジロ激減が、バードウォッチャーの間で話題になった。
それが関東エリアまで広がったのだろうか。
冬鳥がなかなか現れないと、「遅れているのか、他所へ行ったのか、それとも数が減ったのか」と心配になる。

繁殖地に異常気象があり、餌となる幼虫の発生時期が、鳥たちの子育て時期とずれてしまえば、多くの雛鳥たちが巣立ち出来ないという悲劇が起こる。
繁殖が失敗に終れば、越冬地に渡る鳥も少なくなる。
激減の真相が明らかになることはめったにないのだが、たいていの場合は、遅れたり他所へ行ったのではなくて、その鳥種の個体数が減ったのだろうと思う。
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