kenharuの日記

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西根町から鹿角市へ

2017-10-06 | 釣り
道の駅「にしね」で朝を迎えた。

午前中は、岩手山裾野の「焼き走り溶岩流」を見物。

やっこ凧みたいな、小さな人影はカミさん。

群馬の「鬼押出し」に比べると、やや穏やかな眺めである。




国道282を北上。
道沿いの安比高原に立ち寄る。

安比リゾートの、きれいに整備された遊歩道を散歩させてもらった。

さらに北上した。
道沿い「気比風穴」という看板を見つけ、案内に従って寄り道。
猛烈に狭い山道を2キロほど入ると、ここに行き着いた。

風穴と言うから、穴があると思ったのに、あったのは割れ目の多い岩壁。
写真右の鳥居状の部分に、顔を近づけると、かすかに冷風が感じられた。
風穴は期待はずれだったが、脇にきれいな渓流があって、格好な昼食場所になった。

今日の入浴は、湯瀬温泉の「湯瀬ふれあいセンター」。
驚いたことに、65歳以上の入浴料金はたったの100円だった。
100円入浴は、ほかに青森の田舎館や北海道斜里町で経験がある。

今夜のねぐらは、道の駅「かづの」。
自宅隣町のキャンピングカーと同宿になった。
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玉川温泉から八幡平市へ

2017-10-05 | 旅行記
玉川温泉の朝。


新玉川温泉で朝湯をつかった。


湯治場。

刺激的な湯なので、まず源泉50%に入ってから、100%に浸かった。

玉川の湯は日本一の強酸性である。
ph値はバッテリー液なみの1.2。
湯治向きの湯であって、行楽向きの、くつろげるような湯ではない。

湯上りに国道341を北上し、八幡平アスピーテラインに入った。
紅葉を眺めながら、岩手県側までドライブする計画である、
ところが、蒸の湯温泉まで上ったところで、通行止め。

昨夜の雪で、峠が凍結しているという。

紅葉ドライブをあきらめ、目の前の蒸の湯に入ることにした。
内湯ではなく、野天風呂のエリアへ向かった。

一見、地獄谷風である。

これが女湯の外観


無人だったので、女湯の中も撮影。


こちらが男湯。


のんびり浸かっていると、カメラマンが現れて「写真を撮っても良いですか」と言われた。
「後ろ姿ならいいよ」と応じたのだが、すぐにまた別のカメラマンが現れる。どうも落ち着かない。
通行止めで行き場を失った観光客たちが、地獄谷みたいな湯気に誘われて、野天風呂エリアに侵入してきたのである。
そのうち、この事態に気づいた係員が「カメラを持った人の入場禁止」の張り紙を出した。

景色の良い場所にクルマをとめて、車窓を見ながら昼食。


食後散歩の眺め。


帰り際にビジターセンターに立ち寄ると、通行止めが解除されていた。
山を下りずにグズグスしていて良かった。

アスピーテラインの紅葉ドライブを再開。


標高を上げると紅葉は無くなり、別の眺めが現れる。




奥羽山脈の頂上付近は色が無い。

道端には雪が残っていた。

山を下り始めると、再び紅葉。

ここは最高に美しかったのに、太陽の位置が悪くて写真はイマイチ。

夕方、岩手県の道の駅「にしね」に到着した。
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羽後町から玉川温泉へ

2017-10-04 | 旅行記
道の駅「うご」で朝を迎えた。

この駅はちょっと変わっている。
第一に、「RV・有料」という駐車スペースがあること。

しかし、他の一般スペースと何も違う点がない。

第2に、24時間使えるコインシャワールームがあること。

海水浴場でもないのに、シャワー設備のある道の駅は、初めてである。
シャワールームはひとつだけで、男女の別はないが、きれいな洗面台も備わっている。

第3に、休憩施設が整っている。
24時間自由に使える椅子席がいくつもあって、キッズコーナーには玩具まで置いてあった。

給水設備もある。


駅員に尋ねたら、「RV・有料」のスペースには、許可が下りたら電源を設置する予定だという。
なるほど、駐車スペースもシャワーも、車中泊を想定しているようだ。
シャワーや休憩所はありがたいが、ちょっと無防備過ぎるような気がした。

今日は雨の中を、途中の道の駅をハシゴしながら、横手、大仙、鹿角と北上した。
途中、六郷で湧水を汲ませてもらった。


夕方、玉川温泉に到着したが、日帰り入浴の時間が終了していたため、今日は初の風呂無しデーになった。
このしくじりは、明日の朝風呂で取り返す予定である。
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山形県を通り抜ける

2017-10-03 | 旅行記
道の駅「あさひまち」の朝は濃霧。

外に出ると、空気が少し煙たい。
稲わら焼きのせいである。

10月上旬に国道13号を南下すると、秋田県から山形県に入ったとたんに、空気が悪くなる。
秋田は稲わら焼きが禁止されているが、山形は禁止されていないらしい。

それを知らない頃、山形入り直後にカミさんが喘息発作を起こし、真夜中に峠越えをして宮城県側へ逃げ出したことがある。
天童、山形、米沢などの盆地は、上昇気流の無くなる夕方から夜にかけて、煙が盆地内に滞留する。
喘息持ちの山形県民には気の毒なことである。
急な発作に襲われて呼吸困難に陥り、突然死する喘息持ちは、毎年2000人以上も居るらしい。

安全のため、今日は一気に秋田まで走ることにした。
国道13号は稲作地帯を通るので、山形市を迂回し、西側の国道287号を北上した。
その後は尾花沢と新庄をノンストップで通り抜け、秋田県湯沢市の駅「おがち」まで走った。

ここまで来れば、もう大丈夫である。
道の駅で一休みし、周辺を散策。
秋田美人の元祖、小野小町の生誕地だという、小町堂をお参りした。
真剣に手を合わせるカミさん。

今さら遅いぞ。

今日の温泉は羽後町の「としとらんど」。

公募で選ばれたという、ボクら向きの名前である。

おまけに、売店のお勧めは「若返りまんじゅう」。

浴室は広くて、大窓からはアルカディア公園を見下ろせる、気持ちのよい温泉だった。
入浴料金は400円だが、5時を過ぎれば300円になる。

温泉裏のアルカディア公園を散策した。
大きな蓮池には木造帆船が浮かんでいた。

朽ちかけているため乗船禁止。
進入禁止を犯して乗り込めば、船底を踏み抜いて蓮池に沈むと言われた。
アルカディアは極楽という意味らしい。

今夜のねぐらは道の駅「うご」。

ここもまた、出来立てピカピカの新駅である。
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「あいづ湯川」から「あさひまち」へ

2017-10-02 | 旅行記
新しい道の駅「あいづ湯川」で朝を迎えた。

駐車場のクルマはだいたいが車中泊である。
以前に比べると、普通車で寝る人が激増している。

NHKの新しい朝ドラ、「わろてんか」が始まった。
8時にテレビをつけると、地デジが映らない。
カミさんに騒がれて、あわててアンテナの向きを変え、高さを上げて、どうにか映した。

これは友人の手作りアンテナだが、前に使っていたデジハットと同等の性能がある。
デジハットはブースター付きだったが、これはブースター無しだから優秀なアンテナである。

新しい道の駅は気持ちが良い。
国道38号を北上して、米沢の先にある、朝日町の新駅「あさひまち」を目指すことにした。

喜多方市を通り抜け、米沢市では休憩を兼ねて上杉神社境内を散歩した。


石碑に「成せばなる云々」は上杉鷹山の言葉だと書いてある。

自戒の言葉としては名文句だが、部下に向ければ迷惑な言葉になる。
「目標は必ずやれ。出来なければ悪いのはお前だ」。
こういう上司が多いものである。

バーベキュー設備が自由に使える河川敷公園を見つけたので、米沢牛を買い、青空の下で焼き肉ランチを楽しんだ。
公園には、御影石のテーブルと椅子があって、洗い場まで備わっていた。
満腹すると、最上川沿いの287号線を再び北上開始。

白鷹町で鷹野温泉に浸かった。
風呂上がりに、道の駅「白鷹ヤナ公園」に立ち寄り、日本一のヤナ場を見学。

なるほど大きい。

今はシーズンの真っ最中だが、不漁続きなのだとか。

夕方、道の駅「あさひまち」に到着した。
早速チェックすると、期待通りにトイレがピカビカ。
古い施設を転用して、新規の道の駅とした場合は、看板だけが新しくなって、建物やトイレは古いままとなる。そんな経験が何度かあるので、まずはほっとした。
今度の選挙でも、看板だけが新しい「新党」には要注意である。
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会津柳津から会津湯川

2017-10-01 | 旅行記
道の駅「会津柳津」で朝を迎えた。


北茨城暮らしでは、毎日同じ道を歩くのに飽きていたから、今日の散歩は新鮮だった。

それに、谷川沿いの道とは違って、眺望が開けているのも気持ちが良い。
午前中は道の駅周辺で遊んだ。

午後は西山温泉で入浴。

町営の割安な日帰り温泉だが、湯はつるつるだし、雰囲気もなかなか良い。
がら空きの露天岩風呂でのんびり出来た。

岩風呂の底には、白い湯の花が沈殿していて、掻き回すと消しゴムのカスみたいなのが大量に舞い上がり、温泉情緒は満点だった。
ただ、あまりにも消しゴムのカスに似ている。
「本当は消しゴムのカスなんですよ」と言われそうな気がした。

湯上がりに、近くの地熱発電所を見学した。

後方で湯気を上げているのは蒸気の冷却装置で、その手前は発電用タービン。

今夜の宿は新駅にしようと「あいづ湯川」まで走った。
新駅はトイレが綺麗である。
クルマ旅ではシャワートイレとの出会いが嬉しい。
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