もうきっと飛び去っているはずと思っていたルリビタキ。 今日の極楽寺山、お池の畔の茂みに再三出没してくれました。
冬季の間、なかなか姿を現してくれなかったルリビタキですが、この春うららの、 もう飛び去っていこうかという時期になぜかいつもと違って非常に愛想がよろしいのです。 渡りの去り際のサービスでありましょうか。
メスのようです。若鳥のようにも見えますから、 もしかすると青い羽になる前のオスかも知れません。(でもたぶんメス。)
道を隔てた森の茂みの中から池の周りの茂みにと さかんに往復しながら2羽のルリビタキが飛び交っておりました。
通りかかった年配のご夫婦が「小鳥ですか?」と声をかけていきます。 ギフチョウのシーズンですから、そちらを探しに来られたようです。
親子4人の家族連れも通りかかりました。お子さんは春休みですね。 ちょうど茂みの中で鳴き声を出していましたから、 「ほらそこに小鳥、ルリビタキ、冬鳥だよ。」と子どもさんに教えてあげました。
ギフチョウはまだいなかったようで、ご年配の方はひと回りで帰っていかれました。
穏やかな陽射しの春らしいお天気です。こちらもベンチで休憩。 どうやら花粉症の心配もなさそうで、のんびりとおむすび食べて、 「ホケキョ、ケキョケキョ、」の上手な囀りを聞きながら、 日向ぼっこが出来ましたよ。 ようやくの心地よい春ですな。